NPO法人マザーハウスは、受刑者・出所者の社会復帰支援をする団体です。私たちは会報誌「たより」を毎月発行しています。
塀の中の受刑者から寄せられた手紙(便り)や絵、社会にいる私たちから送りたいメッセージなどを掲載しています。今回は2023年5月号の内容をご紹介します。
記事紹介「西鉄バスジャック事件の時、犯人の少年に『牛刀』で切りつけられた被害者が語ったあまりに『意外な想い』」
今月号のたよりには、「現代ビジネス」から下記の記事を転載しています。なお許諾は得ています。
この記事を読んで、みなさんはどのようなことを思いましたか?
自分の痛みと共に相手の痛みも感じ取ってもらえたらと思います。そして自分にとって償いとは何であるか考えてみてほしいです。考えることが大切であると思います。みなさんからの感想をお送り頂ければ幸いです。
「塀の中のたより」~受刑者からの手紙~
受刑者から私たちのもとに届いた手紙のうち一部を抜粋してご紹介します。なお本人の許諾を得て掲載しています。
元受刑者による特別講義 学生たちが感じたこと
理事長の五十嵐が大学で講演した際に学生の皆さんから寄せられた感想のご紹介です。
編集後記
「更生とは何か」。
受刑者であるドクターKさんの問いが胸に深く響きました。
被害者に謝罪の気持ちを持つことができたなら、更生したと言えるのか。あるいは謝意を表明し、受け入れられたら更生したと言えるのか。二度と犯罪を犯さねば更生したことになるのか。
それらをドクターKさんは「私達加害者の立場からすると、それはやらなければいけない『義務』であり、その当たり前の事をするだけ」だと綴ります。
「更生」とはなんでしょうか。あるいはそれに代わる言葉があるとしたら、どんなものがあり、それはなぜなのでしょうか。
読者の皆さんの声もお聞きしてみたいです。
執筆:黒木萌
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マザーハウスでは活動の一環として、「マリアコーヒー」を販売しております。マザーハウス事務所にて、元受刑者が販売に携わっており、収益金は受刑者の更生・社会復帰支援等に使用いたします。
ルワンダから仕入れたフェアトレードのコーヒーであり、生産地ルワンダの生活や産業の発展にも貢献しています。マリアコーヒーが使用しているルワンダコーヒーは、日本国内のコーヒーシェアにおいて大変貴重な希少種でありながらも、近年の世界中のカッピングコンテストでは上位入賞の常連です。
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