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愛は義務ではない

The Book of Life
4/13のテーマは
Love Is Not a Duty

 J.クリシュナムルティの言葉を、1日1ページ 、365日分に編集された本
 「The Book of Life」を 一日分ずつやさしく翻訳し、
 気功的な補足や解説を添えています。

 和訳&補足解説 天野泰司


和訳

愛があるなら、何の義務もありません。

あなたが妻を愛しているのなら、
全てを彼女と分かち合いますね。
財産、悩み、不安や喜びも共有し、
支配しようとすることなどありませんね。
あなたは男ではなく、
妻は女、家を存続させるための繁殖機械として、
こき使って捨てるものなどではないですね。

愛がある時には、「義務」という言葉は消え失せます。
「権利や義務」を口に出すのは、心の中に愛がないからです。
そして、この国では「義務と権利」が愛に取って変わってしまっています。
あたたかな愛情よりも、決まりごとが重要になっているのです。
愛があれば、問題はシンプルです。
愛がなければ、問題は複雑になります。
「義務と権利」の観点から、妻や子を愛することなど不可能です。

みなさん、自分の心の中を調べてみてください。
一笑に付すこともできますが、それは思慮のない人が使う逃げ口で、
ただ物事を棚上げにするだけです。

あなたの妻は、あなたの責任も財産も共有しませんし、
あなたが所持するものすべての半分を持っているのではありません。
なぜなら、あなたは彼女のことを、自分より劣っているものと思い、
傍に置いておいて、欲求が起こったら自分の都合がいいように
性的に利用するものだと考えているからです。
そして、女性が歯向かってくると、
「権利と義務」という言葉をふりかざして、投げつけるのです。
義務だの権利だのと言わなければならないのは、
固定化し、退化してしまった社会です。
あなたの心の中を本当に詳しく調べてみれば、
愛がないことに気づくでしょう。

J.クリシュナムルティ  訳・天野泰司


愛と性

性は自然で美しいもの。
禅密功を学びに、初めて中国の大連を訪れた時、
劉漢文先生から、そう教わった。
ただし、「常人は性の火に焼かれて苦しむ」ことが多いとも伺った。
私たちが当たり前に考えている性は、本来の自然な性とは異なり、一般的に使われる「愛」という言葉もまた、単に我欲の反映であることも多い。
自分の中の常識をていねいに調べ直して、義務でも権利でも、ギブアンドテイクでもなく、我欲と束縛でもない、純粋で自然な愛と性を取り戻す時代がこれから開いていくように思う。

NPO法人気功協会運営責任者 天野泰司

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