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3月9日/2023

(続き続き)

三ツ峠山(開運山)の山頂は四方が開けているのだけれど狭い。腰を下ろすような場所もない。山頂の標識と絶景を写真に収めたら、順々に人が降りて行く感じ。ここで食事を摂るような感じじゃない。さっきの山小屋の前のベンチに戻ろう。そこでランチパック食べよう。下りの階段から見える景色は圧倒的だ。南アルプスの全景が迫ってくる。ずっとここにいたい気にもなるが、さっき登ってきた道を下りないことには帰れないと思うと憂鬱になってくる。まずは食事だ。その後のことはその後で考えよう。登りとは違ってあっという間に頂上から降りてきてしまった。そして休憩場所のベンチに荷物を下ろしランチパックを取り出し食事タイム。それなりにお腹も空いた。この場所も目の前に展望が広がっていて気持ちがいい。眼下の街並みと屏風岩を眺めながらのランチパック。美味しい。何ものにも変え難い食事。水もうまい。登ってくるのは大変だったが、こうやって登ってしまえば、登りの辛さなんて忘れちゃうんだよね。だからまた山登りに出かけてしまう。でも、今日の山行はここで半分。きつい登りにはきつい下りが待っている。ここからあのたくさんの仏様のいたところまでが難所だな。そこまで気をつけて行けばチェーンスパイクも脱いであとは何とか行けるだろう。まずはここから下の階段。登りもヤバかったけど、下るには超危険箇所だ。食事もゆっくりとって休息も十分。まだ昼前だし、遅くなっても2時前には駐車場まで戻りたい。靴紐締め直してリュック背負ってさあ降りよう。よしっ!!。頑張って降りよう!。リュックを背負ってと、気を引き締めて。出発。いきなりの階段。ここは慎重にも慎重に行かないといけない。でもさっき登ってきた時に比べだいぶ雪が溶けている。さっきよりだいぶ歩きやすくなっている。思ったよりあっけなく壊れた階段を無事に降りることができた。その後の道のりもさっきに比べてずいぶん雪が溶けていて別の道のようだ。もはやそれほど恐るべき道でもない感じになってきている。でも雪で滑る恐怖は薄れてきているけれど、険しい岩の道だから注意は必要。でも、何とかたくさんの石仏があるところまで帰って来れた。ここでチェーンスパイクを脱いで一息つこう。ここからも急な下の岩道だ。でも、最大の難所は越えた。ちょっと安心している。でもここからも気をつけて降りて行こう。今日は思ったよりキツい山行になったけれど、それ以上に絶好の日和で最高の富士山や南アルプスを眺めることができた。山の神様、そしてここにいるたくさんの仏様に改めて感謝の拝礼をして、さあ麓に向けて出発!!。

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