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令和4年8月関川村豪雨水害

2022年8月13日。私たち新潟県赤十字安全奉仕団新潟市分団は、日本赤十字社新潟県支部からの要請により、新潟県岩船郡関川村のボランティアセンターにおいて「安全管理」(衛生チーム)の活動を行いました。

その安全管理の活動の内容とは、ボランティアの方々に対しての熱中症対策等の説明、被災地巡回による住民、および活動するボランティアへの健康指導、ボランティア等のケガの手当、ボランティアセンター救護室での救護活動などです。
今回は委員長の斎藤と、会計の野中の二人で行ってきました。

関川村ボランティアセンター

ボランティアセンターが設置されている、関川村の「せきかわ ふれあいど~む」です。現在活動を展開している安全奉仕団五泉市分団の方々から引き継ぐため、午前7時30分には到着。五泉市分団の方々の到着を待ちます。


受付開始前のセンター入口の様子。

まだ受付開始前なので閑散としています。ですが、その準備は着々と進められ、本日の活動を行うボランティアの方々を迎えるべくスタッフの方々が忙しく動かれています。


私たちの活動の拠点となる救護所

ここはボランティアセンター入口のすぐ横に設置されている救護所。
現地を巡回するスタッフと救護所で救護を担当するスタッフとに分かれ、準備を進めていきます。



ミーティングボード

これはボランティアセンターのミーティングボード。一日の活動が夕方のミーティングでまとめられ、こうしてボードに掲示されています。こうした情報はとても貴重なもの。私たちが所属する衛生チームも、翌日の活動の参考になる情報をここから得ています。


これは外に出て安全管理の活動を行っていた際に撮影した、氾濫した川の様子。この狭い川に多くの水が集中し、流木が橋に激突。橋はその衝撃に耐えましたが、川を堰き止めてしまい氾濫してたようです。


このように、決して大きい川ではありません。ここに大量の水が流れるほどの雨量が一度に降ったと言うことが驚きです。川の水はまだ茶色のままで、山から流れ出している水は決して少ない量ではありませんでした。
この日は太平洋側に台風が接近していて、日本海側には前線が停滞しており、一時雨の予報が出ていました。大雨が降らないことを祈ります。


湯沢橋の様子

木が積み重なった湯沢橋。これだけの木が流れてきて橋に引っかかり、流れを妨げられてしまった・・・。あんな細い川にこれだけの木材が流れてくるところを想像すると、非常に怖いです。

関川村での分団の活動は、まだまだ続きます。
天候は雨の予報が出ている日もありますが、これ以上現地に大量の雨が降らないことを切に願います。(N)