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混乱の正体


【混乱の正体】

少し前ちょっとした混乱があった
(1週間くらいで解決したけど)
小さなモヤモヤだとしても自分の中に引っかかりがあると、必ず気持ち悪さがある

自分の中で混乱や不安が生まれる時は
総じて外側に正しさを探しにいっている時

このことに関しては例外ということはないということを改めて気付かされた数日だった

"正しさ"というものに振り回されず
自分の納得感
自分の中の心地よさを追求していくことが、周り回っては結局一番の近道であった

例えばお砂糖
アトピー持ちの私からしたら大敵のようなお砂糖 
砂糖は悪である、と思った瞬間に自分の中に縛りと戦いが生まれる

でも、飢えて死にそうになっている人にとっては砂糖の塊が命にとって大事なものになるだろう

たとえば、泥棒は悪
当たり前でしょ、と言う人もいるかもしれないが
おじいちゃんが子供の頃、戦時中食べ物がなくて、畑のトマトを盗んで食べた、と話していたことを思い出す
これについて、一方的にものを盗むことはいけないことですと言えるだろうか
悪者だと決めつけられるだろうか

感情を溜め込むことはよくない
未消化の感情を溜め込んだ分身体は間違いなく重たくなり、やがて病気となる
身体にとっては良くないこと
でも、例えば過去の私にとって
その当時感情に蓋をして生きてきたことは駄目なことだったのか?
あの時こうできていたら、と責めたこともあったけど、今はそうは思わない
その時の自分にとって、生き延びるということにおいて、
感情を麻痺させて生きることが生命維持にとって最善だったのだ
それをようやく耐えられるようになれたと思ったからこそ、
過去の感情が"今なら寄り添ってくれるよね"
"今ならちゃんと感情を味わってくれるよね"
と顔を出してくれているのだ

スマホも使い過ぎれば毒だし
でも個人で働きたい人にとってはものすごい時代の恩恵となる

人を殺してはいけませんという当たり前のような観念も、
戦時中なら敵国軍を倒したら賞賛される
その背景は大事な人や家族を守るための手段かもしれない

それくらい善悪というのは
想像力を必要としないといけないものだし

一瞬でくるっと反転してしまうような表裏一体の世界で揺れ動く不確かなものなのだ

だからそもそもそれを固定しようとすることは
自分の柔軟さを失ってどんどん自分を正しさの鎖で縛り付けていくことになる

そもそも全てにおいて現象や物事は中立にあって
それをどう自分にとっての心地よさやバランスをとりながら取捨選択していくかということだけなのだ

その中立的なものに対して
善悪や正しい正しくないのジャッジをすることによって
自分の中に摩擦・戦いが生まれる

なんだか心地悪いな、というときは
大抵自分の中で善悪の戦いが起きているだけであって、外側に何か起きているわけではないということを改めて再認識できた数週間だった。


正しく在るのではなく
いかに柔軟で在るか
を心がけていきたい

#自分のための
#アウトプット
#日記
#記録
#善悪

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