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今年はじめてやってみたことが、自分の世界を広げてくれた話。Podcastの配信をはじめて

思い返すと、今年は「はじめてやったこと」が、たくさんあった1年だった。

いくつになっても意外とやったことがないことというのが、身近にある。釣りをしたり、銭湯に行ったり、浜辺で花火をしたり。配信イベントのモデレーターをしたのも人生初だった。

そういう、今年はじめてやったことのうちの1つに「Podcastを聞く」がある。

今年の2月、はじめてPodcastを聞いた。
聞いた番組は、ドングリFM

このnoteはドングリFMリスナーの Advent Calendar 2022 という企画の8日目の記事です。ドングリ初心者なので、ドングリを聞きはじめたことで自分に起きた、ちいさな変化について書きました。

はじめて音声コンテンツに触れる

ラジオといえば、お店や車やスキー場で、どこかの誰かがかけたものが偶然耳に入ることがあるくらい。自分から聞いたことがなかった。もちろんPodcastのことも知らなかった。

去年「ドングリFMのパーソナリティが入社したぞ!」とnote社内がもりあがっているときも、何のことだかわからずにいた。

だれかの雑談を聞くって、どういうたのしみなんだろう?と、ふしぎだった。いつか聞いてみようかなぁと思いつつ、なんとなく先送りにしていた。

そんなある日、新幹線での移動中。ふとSpotifyでPodcastが聞けることを思い出した。音楽を止めて「ドングリ」と検索してみる。すごい数のエピソードが出てきた。どれを聞けばいいのか分からず、最新回を再生してみた。

たしか、この回だったとおもう。

本当におもいっきり雑談していて、おどろいた。「記者も感心はいらないだろ」と新聞記事につっこむくだりで、めちゃくちゃ笑ってしまった記憶がある。

ひとの雑談を聞くのがたのしいってどういうことなんだろう?という疑問は、聞いてすぐに解消した。

中身があんまりないのがよかった。難しい話はたまにがいい。お笑いコンテンツほど集中して聞かなくても、気楽に笑えるのもちょうどいい。テンションは高くないけど、テンポのはやい会話や、落ち着いた声質も心地よかった。

しかもちょうどその頃、禁酒をしたら夜まったく眠れなくなって困っていた。お酒を飲まなくても、AirPodsをつけてドングリFMを聞きながら布団に入ると不思議と眠れる。声のトーンが一定だからなんだろうか?

ほかにもそういうひといるよね?とおもったら、やっぱりいた!なんだかうれしい。

自分でもPodcastを配信することに

新幹線の中で、はじめてドングリFMをきいたのが今年の2月中旬。

3月になってすぐ、ドングリFMファンで同僚のあいちゃんから「一緒にPodcast配信しよう」とお誘いの連絡がきた。夜中に。

まだ、Podcast歴、ドングリFMを2エピソード再生したくらいのわたしなんですけれども…

でも、よくわからなくても、たのしそうなほうに流されるのは得意だ。自分でやろうと思わないことほど、ノリで誰かに乗っかってやってみたほうが、おもしろい。「いいよー!」とすぐに返信した。

Podcastをまったく聞いたことがなければ、さすがにやろうとおもえなかったとおもう。ドングリを聞いていてよかった!

配信をはじめるまでの経緯は、あいちゃんがめちゃくちゃ詳細に書いてくれた。思い出をつづってくれてありがとう‥

ドングリFMのファンコミュニティにも入ってみた

2月中旬にはじめてドングリFMをきいて、3月頭に自分もPodcastをやることが決まり、4月からでこぽんFMという、ふわふわ〜っとした雑談の配信をはじめた。

配信することに慣れた頃、コミュニティ運営について勉強したいとおもいたち、ドングリFMのファンコミュニティ「裏ドングリ」にも入ってみた。

こっそり見る専で学ぼうとおもっていたら、「いるぞ!」と指摘されて、バレてしまった。それならと、おもいきって裏ドングリのSlackで自己紹介してみるとーー。(自己紹介ってちょっと勇気がいる)

  • でこぽんFM全部聞いてます!

  • でこぽん聞いてあれ買いました

  • 声がすきです

  • 推してます

こんな、めちゃくちゃうれしいメッセージを、たくさんもらえた!

でこぽんFMが「裏ドングリ仲間のPodcastだから」と、みなさんが聞いてくれたからだった。ものすごく、ものすごくうれしい体験だった!

誰かに聞いてほしくてはじめたわけではなかったはずなのに、誰かが聞いてくれることが、こんなにもうれしいなんて…

同じものがすきなひとたちが集まる場所のあたたかみって、こんなにすてきなんだなとおもった。


少しだけ話がずれてしまうけど、裏ドングリには941さんというすごいコミュニティマネージャーがいる。941さんの空気をSlackで感じられるだけでも、裏ドングリには入る価値があるとおもった。存在が尊く、学びが深い。

「ドングリファンだけど、裏ドングリへの加盟(?)は迷っている」というひとが、友だちにもいたけれど、迷わず入るのがいいとおもう!

ドングリFMがくれたもの

気がつくと、ドングリFMは、わたしの日常にさまざまな変化をもたらしてくれた。

  • Podcastなどの音声コンテンツのおもしろさを知った

  • お酒を飲まない日も眠れるようになった

  • Podcast配信という、あたらしい趣味ができた

  • すきなものでつながるコミュニティのよさを知った

  • 自分の声がいやじゃなくなった

どんなに小さなことでも、はじめてのことをやってみると、自分の世界が広がることがある。

大きな変化ではないかもしれないけれど、こうやって少しだけあたらしい自分になっていけるのって、ものすごくおもしろい。

もうすぐ今年が終わる。

来年も、小さくてもたくさんの「はじめてやってみた」を積み重ねて、また少しだけちがう自分になれたらいい。

それでもきっと、来年も今年とおなじように、眠れない夜にはドングリFMを聞くとおもう。


ちなみにドングリFMには、入眠用に羊を数えるエピソード(571 眠れない夜に聴くポッドキャスト)もあるけれど、これはぜんっぜん眠れないので、おすすめしません。


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