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noteにディレクターとして入社して、1年がたちました。

2020年11月にnoteに入社して、1年とすこしがたちました。

思い返すと2020年の夏。福岡の小さなマンションの、せまい洗面所で、洗濯機の上にパソコンをおいて、noteの面接を受けました。

東京から福岡に引っ越し、ほぼ同時にコロナ禍に。コロナ禍の暮らしにも、福岡での生活にも慣れたころ、フルリモートで業界も職種も変わるnoteへ転職しました。

毎日あたふたしていたなぁと、遠い昔の出来事のように思い出します。

この記事では、入社の経緯と、地方からnoteにフルリモート勤務したこの1年をふりかえりたいと思います。

面接会場はこちらです。トイレと洗面所、どっちを会場にするか、かなり真剣に悩みました。

noteに入るまで

わたしはnoteに入る前、6年半ほどNPOで働いていました。当時のわたしは、転職したいと思っていたわけではなく。代表と二人三脚で、NPO/教育という分野で、全力疾走でがんばる日々でした。

「事業の立ち上げで雲南市に1ヶ月くらい住んでくれない?」
「このイベント2020年までに高校生1万人の参加目指そ」
「困窮世帯の子どもたちを支える事業を立ち上げたい」
「事務所の内装とかWebとか全部いい感じにしてほしい」
「ロードマップつくって組織体制も再編してほしい」
「今から話すこといい感じに提言資料にまとめて!」

などなど・・

むちゃぶりが大得意な代表と、むちゃぶりを乗りこなすのが楽しいわたし。何もかも大変だったけれど、たのしい日々でした。

ただ東京から福岡に引っ越し、フルリモートワークになったことで、これまで通りにはできない仕事が増えていきました。

そんなときにたまたま、noteで働いていた、新卒で入った会社の同期に連絡をとる機会があり。色々なことが重なって、「あれ?わたし、ぜんぜん違う世界にも、挑戦してみたいのかもしれない」と自覚し、今ここにいます。

転職のきっかけとなった、新卒同期でnotePRチームの森本氏(左)との入社記念写真。仲良しの新卒同期LINEグループでドヤるために撮影。「10年ぶりの同僚エモい!」と盛り上がったのは、一瞬。アイドルの話以外で、特に連絡を取り合うこともないまま、1年が経過。すでに森本氏は産育休に入ったらしい。(Slackで、みた)

1年間のふりかえり

noteでは、公共・教育カテゴリのディレクターを担当しています。省庁・自治体や学校や文化施設など、公共系のクリエイターさんの支援をするのが主な仕事です。

この1年、人とのつながりのおかげで、たくさんのことを実現できました!「noteはじめてみたい」と連絡くれたり、紹介してくれたり。ありがたいご縁でいっぱいでした。

やったことの中から、すこし抜粋して書いてみると・・

自治体・学校・文化施設につづいて、省庁・独立行政法人向けの無償提供プランをスタートしました!プランをきっかけに、経産省・文科省・厚労省・観光庁・文化庁・法務省などのアカウントが誕生しました。

地域・行政カテゴリというジャンルを新設しました!自治体の発信はもちろん、日本全国のローカルな魅力を発見できるカテゴリ。じつは自治体公式アカウント一覧ページもある。じわじわ増えているので、地元のnoteあるかな?と定期的にみにきてほしいページです。

旅行・おでかけページをオープンしました!なかなか旅行やおでかけができない1年だったからこそ、noteで旅行気分をあじわってもらいたい。そう思って個人的に熱を注いでいます。すてきな記事が、めちゃくちゃあります!

前職である、NPOカタリバとの連携も発表しました!学校教育の現場は創作の連続。チームの中野さんと一緒に出前授業にも取り組みはじめています。創作のたのしさを、もっとたくさんの子どもたちに届けたいと思っています。

ふるさとチョイスとの連携も発表しました!自治体のnote proアカウントは、いよいよ70を突破!これからもたくさんの自治体に、地方公共団体支援プログラムを使っていただきたいです。

寄付月間さんとコラボで、お題企画「#寄付について考える」を開始!なんといっても、わたくし前職はNPO。そういった社員は他におりません。唯一無二の個性。なはず。これからもソーシャルセクターのためにできることを考えていきたいです。

そんな、1年間のあれやこれやができたのも、そもそもは・・

すべて、フレキシブル出社制度のおかげ!

フレキシブル出社制度のおかげで、地方からフルリモートしている社員も、ぐんぐん増えています。

noteは基本的には全員がフルリモート勤務。なので、遠隔地から勤務する場合に違うのは、「たまに出社する選択肢がない」だけです。

「昨日◯◯さんとご飯に行って〜」なんて話を聞くと、出社できる距離がうらやましいと思うことはあります。会って話したいなぁとか、直接お礼言いたいなぁとか、飲みたいなぁとか、飲めたらなぁとか、カンパイしたいなぁとか・・

でも、本当にそれくらい!遠隔地フルリモートだから働きにくいということはありませんでした。もちろん組織全体でみれば、コミュニケーションの課題など、難しさがないわけではないけれど。家族の状況やライフステージの変化があっても、変わらず働くことができるのは、とってもありがたい。

ありがとうフレキシブル出社制度。
最高だよフレキシブル出社制度!!

地方在住で、noteではたらくことに興味のあるかたも、ぜひ安心してエントリーしてもらえたらなと思います。

オープン社内報もリアル!

福岡移住生活を満喫

そんなフレキシブル出社制度の恩恵にあずかりまくり、仕事をたのしみながら、はじめての福岡暮らしを堪能したわたし。

急ですが、ここからは、ただただ、福岡の魅力を語っていきます。

移住して遠隔地フルリモートしようかな?と考えているひとにも、全力で福岡を推したい!

遠隔地フルリモート暮らしの充実ぶりを伝えるようでいて、実際はただ福岡が最高だということを語るだけの後半です。最後はただのグルメ情報です。

まず、福岡のコンパクトシティ具合は最高です。空港が近いのはもちろん(最寄り駅から地下鉄でたった15分)、すてきなショップもおいしい飲食店もなんでもある。新宿と渋谷と丸の内と代々木上原が1つにまとまったような感じ。(個人の感想です)

わたしは40分くらいは平気で歩くタイプなので、だいたいが徒歩圏内。飲んだあとに歩いて帰れるのって最高。少し遠くても、そこらじゅうにあるチャリチャリを使えば、どこにでも行けます。めちゃくちゃ愛用。

美容院やマツエクやエステ的な、美容系のもろもろもお手頃価格。おまけに飲食店でも美容系でもショップ店員さんも、どんな種類のサービス業を利用しても、とにかく人がいい!親切で気が利いて感じのいい人ばっかり。

おまけに福岡には、海まである

毎朝、海に向かってランニング。paypayドーム横の海ぞいを走る気分ったらもう!いまのわたし、高級マンションのCMに出てくるおねえさんみたいだわぁとか、そんな気分です。

自宅から歩いて20分でこの景色!

魅力がありすぎる福岡ですが、やっぱりいちばんは食ですよね。

おすすめしたい「福岡のおいしいお店」を紹介して終わりたいと思います。

コロナ禍で行けない時期も長かったですが、なんとか合間をぬって開拓した、おいしいお店です!

いちおしの「福岡のおいしいお店リスト」

◯鳥次(焼き鳥)

福岡イチ好きなお店です。焼き鳥はもともと大すきですが、さらにすきになりました。コースで出てきます。〆の鶏そぼろ丼まで、すべてが本当においしい。焼き野菜もめちゃくちゃおいしくて、ついコース外で追加しちゃう。ワインリストも最高。なかなか手に入らない焼酎(安田)を使った、焼酎ソーダ割りも最高。雰囲気も最高。店員さんも最高。24時間いつでも飛んで行きたい。

◯橙(水炊き)

焼き鳥 鳥次のお隣にある、水炊き専門店です。水炊きの概念がひっくりかえります。今まで食べてきた水炊きは、水炊きじゃなかったのかと。絶対に、ぜったいに一度は食べてほしい!ムネ肉の唐揚げも絶品!コロナで営業できなかった時期はテイクアウトをしていたので、誇張ではなく、ガチで毎週テイクアウトしていました。

◯むらた(蕎麦)

蕎麦屋さんで飲むのが、だいすきです。蕎麦前でたくさん飲んでからの、シメの蕎麦。最高です。蕎麦前メニューがいかに充実しているのかは、最重要項目です。でも、蕎麦前も蕎麦もどっちも好みのお店というのは、意外と見つからない。その点むらたは、おつまみメニューがめちゃくちゃ豊富かつ、蕎麦も全部おいしい!鴨ロースサラダと、だし巻きと、冷たい粗挽き田舎蕎麦(塩で食べるのも合う)は定番。季節のあたたかい蕎麦もおいしい。あとゴッロゴロの氷が入ったハイボールが最高!

◯茶ぶ釜(うどん)

やわらかい福岡うどんではなく、コシのある讃岐うどんなこちらのお店。家から近くて、つまみもあって、昼から飲めて、うどんもめちゃくちゃおいしい。日本酒やナチュールワインもあって、非の打ち所がありません‥毎週のように、昼飲みにおじゃましました。所作がきれいなテキパキした店員のおねえさんもすきです。いちおしは、ミツル醤油うどん!!ポタージュうどんが有名ですが、わたしはポタージュはスープとして単品で頼むのがおすすめです。

◯パンストック(パン)

福岡に引っ越して最初にハマったのが、ここの明太フランスパン。明太フランスってこんなにおいしかったのかと、度肝を抜かれました。白ワインと合いすぎる。はまりにハマって、このパンのために、BALMUDAのトースターを買いました。もちろん他のパンも最高。バゲットやカンパーニュも何度も買いました。

◯サルメリアラボ(生ハム)

パンストックにハマったときに、同時にヘビロテさせていただいたのが、こちらのお店の「生ハムのテイクアウト」です。切りたてを用意してくれるので、電話で受け取り時間を伝えて予約します。パンストックで買ったバゲットやカンパーニュを、BALMUDAのトースターで焼き、ちょっといいバターを塗って、サルメリアラボでテイクアウトした生ハムをはさみます。白ワインを口にふくみます。天国です。

◯凛丹 toiet(中華)

常に満席な、おしゃれでおいしい中華料理やさん。一皿の量も多い!なのでコスパがいい!!ランチメニューのコスパも異常。ここのエビチリがもうだいすきで、だいすきで。夜行くときは、色々頼みたくなってしまうので、グループで行くのがおすすめです。

◯玄風館(焼き肉)

こちらは旨辛焼き肉の有名店。ハラミがいい!わたしは長浜の店舗におじゃましていました。(ただここは東京にも店舗がある)

おそろしいお店です。中毒性がはんぱないです。かなりお酒を飲むので、炭水化物は食べないわたし。ただここだけは、ごはんもエンドレスで進んでしまう‥焼き肉を食べて、はじめて「お酒よりもご飯がほしい」と思いました。とにかく味が濃い。辛い。でもその濃くて辛い味がくせになって、ご飯にあって、お酒にもあって、エンドレスループ‥おそろしいお店です。蒙古タンメン中本好きには行ってみてほしい!

ちなみにさっしーのTweetにも登場してます。

番外編:菊鮨

人生最高のお寿司体験をした菊鮨。なかなか予約がとれないお店なのですが、偶然チャンスがあり、清水の舞台から飛び降りる思いで訪問。こんなに高いお寿司を食べたのははじめて・・これはもう、食べるという体験じゃないですね。旅行に行くようなものだ。そう思いました。高いけど、高いと言い切れない。1週間海外旅行したような満足感なんです。死ぬまでにもう一度行けたらいいなぁ。

***

「福岡生活最高、永住したい!!」とおもっていたわたしですが・・家族の都合で、今年の4月から名古屋に住むことになり、いまは名古屋からフルリモートワーク中です。

全国どこに引っ越しても働き続けられるnote。フレキシブル出社制度の恩恵を、こんなにうけている社員が他にいようか・・

最後にもう1回言うけど、ありがとうフレキシブル出社制度。

次の1年も、名古屋も仕事も堪能するぞ!!

*名古屋生活も1年で終わり、22年3月から東京にもどっています

*この記事は「noteのみんな アドベントカレンダー2021」に、5日目担当として参加しています。


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