私を通り過ぎて行った忘れられない男たち
こんにちは!社会保険労務士のやはだと申します。社労士として、中小企業の雇用環境整備の支援を行っています。学生時代のあだな”つーじー”で活動するときもあります。
なにやら煽情的?なタイトル…。
ご安心ください、見掛け倒しです。つまり、釣りってやつですよ。(ごめんなさい)
これから述べるのは、私の男性遍歴についてではありません。
そういうの(=男性遍歴)をご期待された方は、そーっと閉じてくださいね。
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長いこと仕事をすると「こんな人になりたい!」という人に出会うものですよね。同僚や上司など会社内に限らず、取引先など社外にもすごい人は存在します。
今日は、私がこれまでの仕事で出会った【この男はすごい】という人を思い出してみます。今日は労務管理は一切関係ありませーん!
F工業のK山さん
もう20年くらい前になるので匿名でなくてもよいのかも?まぁ、一応匿名で。
K山さんは取引先の方。購買担当の係長職で、私はある製造業の営業担当でした。
営業は、お客様から注文を伺い、見積書を出し、 お客様購買担当と価格交渉をし、受注価格を決定するのが仕事のひとつでした。
私は当時、新卒に毛が生えた程度の”おねーちゃん”でした。
製品の見積書は、原価にいくらか乗せて見積価格とするやり方をとるのが一般的ですが、それがどうにもつまらない仕事に感じられてならなかったのです。
そのくせ見積説明もままならない。営業としてはダメダメだったと思います。
何回も出荷して納品している製品なのに、 どうしていちいち価格交渉しないといけないんだ。 これまでの納品価格と同じでいいじゃないか。合理的に、スマートにいった方が楽だよ、勘弁して…。
そんな気持ちで、半ばいやいや見積書を出しにきた私を、K山さんは看破してました。
この言葉に、非常に衝撃を受けました。
自分が会社を代表するなんて、考えたこともなかったからです。
(というか取引先にたしなめられるくらい、”おねーちゃん”だったのです…恥ずかしい)
若かったのですね。「K山さん、かっこいい~!」とキュン。
まぁ結局、K山さんは既婚者だったし、かっこよ!だけで終わりましたが。
何だかんだいって仕事に誇りを持つ姿勢は素敵ですよね。
K山さんはその後、同法人のアメリカ支社に栄転になったと聞きました。
元上司のBさん
某社に入社して間もなく、 まだ私が個人利用できるパソコンがなかった時。
「私が使ってたPC使ってください」 と言って、上司 B さん(男性、40代後半)がノートパソコンを貸してくれました。パナソニックのレッツノートだったな。
そのパソコンを使って仕事をしていたある時、上司や同僚のすべてが外出しており私は一人で残業することになりました。
オフィスには私一人。
夕方になると…疲れますよね。
あまり仕事をする気もなく、、、「情報収集しよーっ」と勝手に社内LAN内を徘徊することにしました。社内資料は見るだけでも勉強になりますからね。
その時に、社内LANではなくクライアント(=レッツノート)の中に「プライベート」(だったかな?)なる怪しげ~なフォルダを発見してしまったのですね。
やめておけばいいのに、フォルダの中を潜って潜って潜って潜って…
「すべては情報収集のために!」と若さと好奇心に任せて潜水作業をする中で 、見つけてしまったのです、お宝を!
お、お、お、お、おう。(絶句)
…Bさんは仕事のできる人でした。
仕事への姿勢はもちろんのこと、Bさんには「情報管理の大切さ」を教わりました。めでたしめでたし。
こんな話をごめんなさい。。。
すごい男の話をするつもりだったのですが、なんかBさんの件を思い出したら、他にすごい人にも会ってきたはずなのに、記憶がすっとんでしまいました。
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ここから無理にまとめに入りますが
仕事に誇りを持つ人に出会えるのは、仕事を続ける中で幸せの一つだと思います。誇りを持って仕事をしているかどうかは、すぐにわかるものですよね。
大好きな仕事に打ち込もうとするばかりでなく、会社を良くしていこうと頑張る事業主さんに出会う機会をもらえると、それだけで幸せになれます。仕事に誇りを持った人のために、こちらも一生懸命知恵を出そうと思います。
本日の一言:誇りは出しても恥出すな!
今日はこんな感じで終わりますが許してください🙇♀
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