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子どもたちの選択肢を増やすということ

自分のミッションは、何かなと考えていた。

私のミッションは子ども達がワクワクする体験の入り口を作り、届けることで子ども達の選択肢を増やすこと。
それは何故か。

子どもも大人も自分の好きなことや得意なことを見つけられたとき、しなやかさを身につけることができると思う。
何かにつまづいたとき、好きなことや得意なことで心が動くということが支えとなり、居場所となる。
そうした出会いは家庭や学校にもあれば、学校以外にも眠っている。誰でもいいから沢山出会ったら良いという訳ではない。


3歳ごろ、わが子にとある発達の特性があることが分かった。当時はすごく悩み、当たり前に訪れると思っていた成長過程で多くの困難にぶつかるであろうことが予測した。

いわゆる"普通"とは少し異なる特性を持つことで、馴染めなさで苦しむ機会が多いのではないか。今は何年かかけて、子ども自身も親も特性について理解し受け入れて、特性と付き合いながら過ごすという形で生活している。

成長過程での困難は、色々な形で訪れると思う。
発達の特性だけでなく個々の性質が異なる中で、子どもたちは様々なことで悩み、自分自身を受け入れられないと感じることがあるだろう。

そんなとき、自分の心を動かしたもの、楽しかった、好きだと思えたモノやコトや人、そうした出会いが生きる上での大切な要素だと考える。

だから、多くの子ども達がワクワクする体験に出会ってほしい。ワクワクした体験が思い出を伴う経験となり、子ども達の生きる上での糧になったら嬉しい。

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