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いつもと違う場所への準備と、旅のはじまり

やりたいけれど、タイミングをうかがいすぎて、行動にうつせないときがある。

やることを決めると、目標に向けて具体的な行動にうつしていける。

動いていくと、また新しい景色が見えてくる。

良くも悪くも、やってみて良かったなあと思える。

我が家では次男が生まれて1歳になった。

記念に家族4人ではじめての遠出をすることに。

子ども達もきっと良い経験になるだろうと思い、自然の中での体験ができる場所へ。

「ツインリンクもてぎ」

自然豊かな森の中で、アスレチックやアクティビティを体験することができる。

子育て中の親なら、子どものエネルギーを開放しつつ楽しいと感じさせてくれる場所を常に探しているはずだ。

以前から気になっていて、行きたい場所だった。
次男が小さかったこともあり中々行けなかったが、遂に予約をした。

テーマパークに隣接してキャンプ場があり、グランピングもできる。

素泊まりで、自分たちで食事は準備することにした。

長男も5歳で大きくなってきたので、自分で食事を作ることを体験させてあげたい。

キャンプ経験は、ほとんどない。グランピングに向けて準備始める。

小学校の時に、飯盒炊爨(はんごうすいさん!)をしたことは、夫婦で共通の経験である。

ただ、やり方は忘れている。

さっそく調べてみる。

メスティンまたはクッカーと呼ばれる道具を使って、米を炊くようだ。

今はキャンプグッズも手頃に揃えられるのだ。

我が家では一つ500円のメスティンを二つ購入。

さっそく予行練習として、お米を焚いてカレーをいただくことに。

メスティンという飯ごうのような道具に、お米と水を入れて15〜30分つけておく。

その後、固形燃料を使い20分ほど加熱し、蒸らす。
因みにクッカースタンドと固形燃料は、Seriaで購入。

準備と見守り係は、長男と夫で行う。

取り急ぎカレーは、レトルトを温める。

カレーを温めるのは、ホーローの手鍋に、先日購入したSOTOというブランドのバーナーだ。

こちらも軽量で安定感がよく、グランピング当日も活躍するだろう。

カレーを温めたり、遊んだりしているうちに、あっという間にご飯が炊けた。

蓋を開けて、炊き上がった白いお米を見て、

わぁっと喜ぶ、長男5歳。

少し硬さはあるけれど、初めてにしては上出来だ。

朝から中庭でご飯を炊き、みんなでカレーを食べる。

他にも当日に向けて、食事のメニューをどうするか長男を交えて考えている。

「ホットサンドも食べたいね。」

「フライパンを持っていって、焼きそば作ったり、パンに焼きそば挟んだホットサンドも良さそう。」

5歳の発想は豊かで、色々なメニューが出てくる。

まだまだ安心できる状況ではないけれど、ようやく決めた屋外での旅行。

次男は生まれて初めての、長男は弟ができて初めての旅。

少しずつ準備を進めていくうちに、また新たな思い出も増えていく。

いく場所を決めたことで、家族で一緒に考える時間。

その時間が贅沢で幸せを感じる。

やったことのない事も子どもと一緒に経験できると思うと、やってみようという気持ちが湧いてくる。

新たなことができるようになった時の子どもの顔は、素晴らしい。本当にうれしそうな顔をする。

嬉しい顔を見て、こちらも嬉しくなる。

当日はきっとハプニングもあるだろう。

大人も子供も、うまくできなくてイライラしたり、うまくいって喜んだり。


それでもいつもと違う場所だから、より深い思い出に変わりそうである。

非日常へ出かける予定ができたことで、準備が始まる。

いつもと違う日への予行練習は、そこから非日常を体験させてくれる。

旅に行く前から、旅は始まっているのだなと気づく。

旅に出た日までも含めて、思い出が積み重なって行くと思うと、より一層旅が楽しみになってくる。

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