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魂の故郷、宮崎へ...フォトエッセイ towazugatari


神奈川は、今ちょうどソメイヨシノが満開になっている。

先週訪れた遠く離れた地は、それよりひと足早く桜が満開だった。


(ソメイヨシノの控えめなピンク色は、趣があって好き)


自然に囲まれた地では、いろいろな春の姿に出会う。
ホッと心が和むひと時。


近くまで来てヒラヒラと飛び回って遊んでくれた、黄色い蝶々…


(黄色い蝶々。幼い頃に見ていたモンキチョウとはちょっと違う姿...)


まるで小さな滝が、たくさん流れ落ちるように咲く可愛い花…


(草花が喜んでいるように感じられる風景)


久しぶりに出会うシロツメクサ…


(シロツメクサと共に黄色い小さなカタバミが仲良く咲いて...)


近くの公園では、子供達が走ったり笑い合ったりしながら、伸び伸びと遊んでいる。

そうか、学校は今、春休み...


ここには都会によくある「喧騒」というものが見当たらない。
日頃触れることがないような、優しい時間が流れている。

もしも四つ葉を探してみたら、きっとたくさん見つかったのではないだろうか...


(少し離れた場所から、この木が僕を呼び止めたような気がした)


振り向くと...ただそこに一本の木が立っている。

それだけで、何故なにゆえにこんなにも満ち足りた気持ちになるのだろう...


この日はとても暖かで、穏やかな春の1日だった。


・・・


翌日訪れた場所は、


(苔に覆われた枝。この木はきっと他の植物達にも慕われているのだろう)


本当に美しい風景...



僕が大きく呼吸出来る場所であり、



心も身体も緊張から解き放たれる場所。



そして、本来の自分に戻れる場所であり、




その大きな腕で柔らかく包み込まれるような安らぎに、

魂の故郷のようにも感じられた場所でもあったのです...🍀

 
    noZomi hayakawa


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