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AI崩壊。を観てみた

‥ネットに繋がる全てのものが暴走を始めて手を付けられなくなったら‥

身の周りを見渡してみると‥無いようで有るものです。

MacBook Air、iPad mini 、iPhone、Apple Watchなどのデバイスは当然ですが、テレビもLANケーブルでネットに繋がりますし、プリンタもデジカメもWifi接続できます。

カーナビ、ドラレコ、 エアコン‥

普段は意識することなく、当然に有るものとして利用しているのですが‥

この映画はこれらの生活必需品に加え、健康を管理するデバイスの全てが医療人工知能「のぞみ」で管理されている世界を描いているのですが‥

その「のぞみ」が突然暴走を始め、人々の生活を大混乱に陥れます。

さらに、全ての医療を管理しているため、多くの人の命が危険に晒されることに‥

警察は「のぞみ」を暴走させたテロリストがその開発者、大沢たかお演じる天才科学者「桐生浩介」と断定。

警察は逃走する桐生浩介をAI監視システムを駆使して追跡します。

桐生浩介が逃走を始めて間もなく「のぞみ」が遂に命の選別を開始。

警察のAI監視システムから逃れながら「のぞみ」の暴走を阻止しようと奔走する桐生浩介。

事件の鍵を握るのは「のぞみ」を管理している桐生浩介の義弟、賀来賢人演じる「西村 悟

「のぞみ」は自ら暴走を始めたのか?それとも何者かの手によって意図的に引き起こされたのか‥それは誰が何の目的のために?

‥監視システムと連動する虫くらいの大きさの監視ドローンや警官が掛けているゴーグル、街中の防犯カメラ‥さらには個人の持ち物であるスマホやドラレコまでもが警察の監視システムに繋がり‥「のぞみ」の暴走も恐ろしいのですが、警察つまり国家に一般市民が管理される‥こちらの方が恐ろしくなってきます。

この映画、エンターテイメントというより、このような世界を想像できること、現実のように描けること、そして観る者が

「すでにこのような世界に身を晒しているのかも?」

と思えることに違和感が無い‥恐ろしいです。

‥今綴っているこれも‥






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