宅建受験が教えてくれたこと
皆さん、こんにちは。
中村 希です。
昨日の記事は読んでいただけましたでしょうか?
もし読んでない方は下記にリンクを貼っておくので、お読みください。
本日は、予告通り「宅建受験が教えてくれたこと」についてお話ししたいと思います。
僕は、10月17日に「宅地建物取引士資格試験(以下:宅建)」を受験しました。
6月から勉強を開始して、約4ヶ月。しかも独学でした。
そして独学の末、自己採点した結果は
50点満点中「33点」でした。
この33点というのは、合格点に対して、後1点もしくは2点足りない状態、だけど合格射程圏内にちょびっと掠ってる状態です。
試験年度によって難易度は変わり、難易度が変わっていくせいで、合格点も変わっていくので、33点でも合格点に達している年もあるため、まだわかりません。
だけど、可能性は低いです。
とりあえず、12月1日が合格発表だから
僅かな可能性を信じて、今でも待っています。
はっきり言って、悔しいです。
目標としていた40点に全く擦りもしなかったから、本当に悔しいです。
約4ヶ月間ほとんどノンストップで勉強し続けた、結果がこれでした。
ブラック企業にコテンパンにされて、退職する状態にまでなって
そこから何か結果出して、這い上がりたい
「見返したい」「恩返ししたい」
という全ての気持ちをぶつけたから
結果が出なかったのはまじで悔しかったです。
試験が終わってから、1ヶ月半たった今でも悔しさは残っています。
試験が終わったら就活する予定で、これが「充電期間」の集大成だったから。
試験が終わった後、会場近くのマックで、自己採点をしていくうちに
「あぁこれもしかたらやばいかも」
と思い、自己採点が終わった瞬間
「この充電期間、何も結果残せなかったじゃん」
と思いました。
そう思った瞬間、今回「ああなった」時に
助けてくれた家族、友達、恩師の顔が浮か日ました。
「何も恩返し出来なかった」と思い、申し訳ない気持ちから、泣きそうなった。
「ノゾムさんだからじゃなくて、ノゾムさんだからこそ受かるんです」と言ってくれた人達も言ってくれたのにも関わらず、本当に申し訳ない気持ちになりました。
そして、インスタとかSNSで
「受かる」だとか散々ほざいてた自分を思い出して「口だけで、結果だせてないじゃん」と思い、恥ずかしい気持ちにもなりました。
2つの感情が重なり出して、頭が真っ白になりました。
だけど、恥を偲んで、家族、友達、恩師達に報告しました。「感謝の気持ち」と「結果が振るわなくて申し訳ない気持ち」を一緒に。
なんて返ってくるんだろなと思うと。一瞬不安になりました。
だけど返事は僕が思っていたのと違いました。
「大丈夫。合格を祈っとく」
「結果なんか気にすんな。お前は本当に頑張った」
「最後までやり切っただけすごいわ」
「普通なら1年勉強するのに、たった4ヶ月であと一歩までいけるのがすごいわ」
「難関な試験にチャレンジするのがすごいよ」
と言ってくれた。
もう合格した時のこととかそんなことはどうでもよくなり、
気持ちが一気に晴れました。
悔しさから一気に達成感に変わった。また、違った意味で泣きそうになりました。
そうだ、僕は「結果」ばかり気にしていました。
結果が出なくて「結局何も変わらなかった」と思ったけど、違う。
僕は確実に変わったんだと思いました。
4ヶ月間の努力。
合格を目指して努力した4ヶ月。
変わろうと思って努力した4ヶ月。
そして最後までやり切った4ヶ月。
この時間こそが、僕を変えてくれたんだと思いました。
そう思った瞬間、冷静に考えました。
試験会場には空席がいくつもありました。
一緒に勉強に励んでた友達は、心が折れて勉強を断念しました。
だから最後までやり切れた事が大事なんだと思いました。
そして、改めて点数を見ました。「33点」
『よく考えたら、あと一歩まで行ったんだよな。
サッカーに例えると、ロシアW杯で日本がベルギーを追い詰めたところくらいまで行ったんだよなぁ。
ロッキーに例えると、世界チャンピオンのアポロに勝てるわけないと言われていたロッキーが最終ラウンドまで追い詰めたぐらいまで行ったんだよなぁ。』
と考えると、「たった4ヶ月。しかも独学で、ここまでやれた俺はすげえや」と思えるようになりました。
試験に関しては、4か月全て出し切りました。
もちろん後悔はない。ダメならまた来年受ければ良い。今でもそう思っています。だから、チャレンジした事に意味があったんだなと思い、胸を張って試験を終える事ができました。
タイトルにある通り「宅建受験が教えてくれたこと」は、不動産に関する知識はもちろんのこと。そして「結果」はもちろん大事だけど、それよりも目標に向かって努力出来たこと、変わろうと思いチャレンジした事が何よりも財産であり、大事な事かなと思います。挑戦できたことに心の底から感謝しています。
最後に、僕は「25歳」。
正確には26歳の代です。
この年齢なると「現実」というものに直面すると思います。
「自分はこれ以上頑張っても無理だな」
「所詮ここまでだな」
と思う人も少なくないはずです。
そして、そこから上見ることもなく、ただ平凡という名の、だらだらとする時間だけが過ぎていくつまらない日々を送っていく人もいるはずです。僕もそういう類の人間をたくさん見てきました。
だけど、こういう人生も決して悪くはないと思っています。
年齢も年齢だし、ここで腐っても何にも悪くはないと思います。
だけど、僕は違う。
今回の挑戦で、確実にステージがワンランクアップしたと言い切れます。
人の目には見えない、言葉では言い表せられないけど、ワンランクアップしました。
今回の挑戦を通しても
宅建試験だけに限らず
これからの人生に関しても
「大丈夫、まだまだやれる」
と思いました。
僕はこれからも痛くても、熱く前に前に進んでいこうと思っています。
中村 希
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