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昔、自分が間違えて計算していたLTVを公開して勘違いしているかもしれない人を助けたい。

LTVをご存知でしょうか。そうです、Life Time Value(ライフタイムバリューのことです)。これは一人当たり売上高を算出するするために重要な指標になります。なぜならここから獲得単価(CAC)を算出するためです。

LTVの計算

LTVはユーザー一人当たりが利用において合計いくら分の金額を課金してくれるかを算出するものです。

月額売上 / 月アクティブユーザー数

こちらの各月の合計がLTVになります。

ん、なんか違くね?

やらかしてました。実際には

月額売上 / 初回利用月アクティブユーザー数

こちらがLTV算出式です。ビジネスによっては表現が色々あるかもしれませんが、資金を投下して入ってきた人やその集団がいくら稼いでくれるか、が分母の視点になります。

ポイント

CACを考えないといけないため、初回利用月アクティブユーザー数で割ることによって一人当たりいくらかけることができるかわかる

ただ、上記ポイントに注意点があります。

初回獲得ユーザー数を獲得するまでにかかった費用、すなわち初回利用月アクティブユーザー数を獲得するあたり、そこまでの道で離脱してしまった人にかけた金額も考慮する必要がある

ということです。

これが漏れるとLTVを下回っているから大丈夫だろう、ということで一人に対しコストガンガンかけてしまうことでいつまで赤字が縮まらない、という罠に陥ります。

登録した人の中にも無料、有料という概念があると思います。その辺りは逆算で算出です。なかなかここの説明が言いづらいのがビジネスモデルで異なってくるからです。

大体は最初のコンタクトから何%が顧客になってくれる、ということを見込みそれを考えて効果的に潜在顧客に訴えかけて行くことになります。

考える上で参考にして見てください。


LTVの注意点

LTVの算出や考え方には他にも以下の注意点があります。

・ユーザー時期によって異なる傾向がある
・ユーザーになった経路で異なる傾向がある

この理由などはもしかすると以下の本が参考になるかもしれません。

顧客もステージによって色々な種類がいるから接し方を考えないといけないですよ、ということです。

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