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ふつうの教員が一般社団法人を立ち上げる話 〜2章〜

前回の記事はこちら

こんにちは、高知県で会いに行けるセンセイをしているのざたんです。

ふつうの教員である私が、一般社団法人を立ち上げて「場」の運営を始めようとしています。

前回は「場」がないので、つくればいいという話を書かせていただきました。

今回は、場をつくろうとした結果、仲間が集まりだしたという話です

以前からくすぶっていた話

会いに行けるセンセイを始めてから、コワーキングスペースに中高生がやってくることがチラホラありました。ボクに会いにくる形の方の利用料はいただかない仕組みにしてもらっていたこともあって可能だったんですよね。でも、そもそもボクがいなくても、自分のタイミングで来て必要なことに取り組みって場所になればいいと思っていて、子ども向けのコワーキングスペース利用チケット(メンタリングチケット)みたいなのができないかなと思ったんですよね。大人がチケット寄付して子供達が使う感じで。

とはいうものの、クラファンをするにも、何かアクションを起こすにも、あくまで個人の活動の枠を越えないので、どうしたものかなと。

起業セミナーに参加

ふと、思い出したんです。高知では県が主催する起業セミナーが行われていることを。

本業の新しいコースでも、生徒たちに「起業してもいいよ」と伝えているわけで、それなら自分も考えてみてもいいかなと。するかどうかは別として、今一度起業することに思考ベクトルの先を振っておいてもいいかもなと。

と、最初は起業するつもりもそこまであったわけじゃなかったんですが、参加してその雰囲気を感じておこうかと。

メンタリングでの一言

このセミナーは、メンターがついてくれて、定期的にメンタリングの時間をとっていただけるんです。とはいえ、運営がアルファドライブ高知であり、担当がRyomafrogsでもご一緒している宇都宮さんだったので、いつもお話する延長線上でメンタリングをうけてました。

最初は、会いに行けるセンセイの活動を、無償で提供しつづけるのか。そうであれば、どれぐらいの時間提供できるのか。有料化するとしても線引きはどうするのか。まぁ、そうなんですよ。当たり前のことです。時間は限られているのだから、どう自分の時間を扱うのか。そこを整理するのにいい機会をいただけました。

あと、そのとき言われたのは「法人を持たないんですか?」という一言。これを言われたときに、なるほどなーって感じたんですよね。個人にお金を支払うことのハードルが法人にはあると。たしかにそうなんですよね。どこの馬の骨ともわからない「会いに行けるセンセイ」と個人で名乗って活動している、ふつうの教員に対して企業から支援を受けるのは難しいなと。

「あ、法人、いいかも」って、ちょっと頭をよぎったわけです。

と、同時に起こる相談事

とはいえ、すぐに、何かアクションをと思っていたわけじゃないんですが、不思議なもので、タイミングよく声がかかるんです。高知で、そういった「場」をつくろうとしている動きがあるので、やりませんかと。

こちらで、ご一緒したエイチタスの原さんを交えての作戦会議。場を運営する主体としての法人を立ち上げて、「学び」を軸として、高校生・大学生も運営に含められる組織をつくって、実際に社会のなかで何かをつくれる・実施できる雰囲気をつくっていく。そんな組織を運営する法人を立ち上げましょうとなっていったわけです。

経営者 × 教員 の組み合わせ

ということで、運営する法人を一般社団法人とするため、会社のCEOふつうの教員が共同代表理事となる形にしましょうと。いま振り返ってみると、これって珍しいのかもしれないですね。

大学生にも、協力してもらいながら、コンセプトをどうしようか、アレコレとワークしながら練っている最中でもあります。

マジメに考える私
意見を出し合うときはブロックで
共有モデルでコンセプトをシェア

と、こんな感じで、法人設立に向けて、学校外の方々の助けをいただいて進めております。

そして、登記手続きも同時並行して進んでいるのでした。。。
続く

最後に

『学ぶこと』が自由であり多様であると認められる環境にしていくことが実現する世の中になるよう自分をその方向へ進めていくことはブレずに活動しつづけます。興味を持っていただいた方は、ぜひフォローを。そして活動をチラ見していただけると嬉しいです。


いただいたサポートは、誰でも教員と会って話せる『会いに行けるセンセイ』の活動に利用させていただきます。