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田村正和さんが今年お亡くなりになりました。とてもダンディでミステリアスで個性が際立つ俳優さんで大好きでした。

古畑任三郎はもちろん時代劇やコミカルなドラマ等多くの作品に出演されていましたがその中でも私が大好きだったドラマが1996年「協奏曲」です。ざっくりしたあらすじは二人の建築家の間で揺れる女性との三角関係を描いたおしゃれで映像がとても美しいドラマです。

何故か1話で田村正和さん演じる建築家(海老沢)が海からの登場。しかもタキシード姿で。どんな状況なのだろうか?これは最後まではっきりした解説がありませんでした。(;^_^A もともとカップルだった木村拓哉(翔カケル)と宮沢りえ(花はな)との出会いのシーンなのですが、このインパクトは凄かった。ドラマの内容はさほどしっかり覚えていなかっかけどこのシーンだけは鮮明に覚えていました。

りえちゃんがとても可愛くてオープニングの主題歌のシーンではオードリーヘップバーン風なスタイルでまるで外国の映画みたいです。✨

正和さんは53歳位でしょうか。キムタクに勝負出来るのはこの方しかいないでしょうね。りえちゃんをキムタクから奪う形になるんですから。

複雑な運命 恋敵でありながら子弟関係でもあり 仕事となると二人の相乗効果で素晴らしい作品が出来る。お互いがリスペクトしあっている。現実的ではないけど役者さんがいいのでドキドキ・ワクワクするんですよね。

個人的にはりえちゃん演じる花ちゃんは男を不幸にする魔性の女なのか?と思いました。悪女ではなく聖女的だが 彼女が側にいる男性は不幸になるのです。なかなか設計士として目がでないキムタク。りえちゃんと結婚した正和さんは建築家としては落ち目になって行く。。。(-_-;) りえちゃんが離れたキムタクは富も栄誉も得ていく。。

しかしそんな事はどうでもいいのです。3人の佇まいや苦悩の表情 セリフ等今だからか妙にエモーショナルで美しいのです。

私はTVerで観たのですがまた在りし日のかっこいい正和さんの姿を見たい時はこのドラマを一番に観ようと思います。

心がストレスを感じる時は好きな事をする。私の場合は好きなドラマや映画を見て元気をもらうかな。自分でコントロール出来る事なんてたかが知れてるんですよね。。。


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