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"野谷生誕記"-そして今。~vol. 5~

恩人望月さんとの出会い

福岡異動が決まったある日、
九州支社の望月さんから手紙と本が届いた。

「野谷さんが福岡に来てくれるの嬉しいです!」
という温かい内容の手紙と、
福岡ライフをたのしむための【博多ルール】という本。

どんなに破天荒で前向きな性格でも、
左遷となるとさすがに落ち込んでいたため、
望月さんからの贈り物はとっても嬉しかった。

異動前からこんなに歓迎してもらえると思ってなかったので、
安心とともにやる気も満ちた。

奥さんの妊娠発覚の翌々月に異動命令が下されたので、
夫婦そろって、いざ福岡へ。

福岡ライフ

2015年4月、いよいよ福岡勤務が始まる。
異動してからの顧客はもちろん0
役職もつかずメンバーからのスタート。

会う前から温かった望月さんは、直接会っても変わらず優しく、
とことん熱いひとだった。

予算達成まであと2万円足らずの初月最終日、
「異動したてなりに、よくがんばったわ」と諦めかけていた自分に、
「まだいけます!追加でお客さんに2万円分提案しましょう!」と望月さんが最後の追い討ちをかけてくれた。

そして2万円の契約も成立、初月から無事達成することができ、
そこからみるみる成績があがっていった。

福岡だけでなく九州全般を担当していたため、新規顧客も次々に獲得。
テレアポはもちろん、求められればどこへでも飛んでいった。

おかげさまで月の交通費が10万円をいくことも。
社用携帯の通話料金が、社員5000人中1位になったこともあったっけ。
たまに社用携帯で新婚アツアツ通話をしていたのは大きな声で言えないが、
それくらいがむしゃらに、顧客と(奥さんとも)向き合っていた。

長男の誕生と転職

異動して半年後、長男が産まれる。
奥さんへの感謝、
初めて我が子に触れた感動が混じり合い、
「父ちゃん、もっとがんばるけん!」と改めて自身を鼓舞した。

息子の誕生と、
面倒見のいい望月さんのフォローもあり、
その後も連続達成、同年10月には九州支社のNo.1メンバー賞を受賞。

プレイヤーとして現場にでることが
「本当に楽しい!」と感じていた。

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そんな中、vol.3で話した最高のチームメンバーのひとり、
久保田さんより声がかかる。

「サーキュレーションの一員として、一緒に働かないか」

福岡での営業はたのしかったし、長男も産まれたばかりで、
転職することへの不安はあった。
それでも
「入社4年目からずっと信頼し、尊敬している久保田さんと
もう一度一緒に働きたい!」
という思いのもと、
サーキュレーションに転職を決意する。
このときはまだ、どんな仕事をするのかは知らなかったけどね。

さらば、福岡

転職を決め
2016年3月に福岡を去る際に、
望月さんがわざわざ福岡空港までお見送りにきてくれた。
生後まもない長男を抱っこしてくれたり、
恩人として温かく家族を送りだしてくれた。

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最初はどうなることかと思った福岡異動も、
最後は名残惜しくなるほどたのしくて濃い時間だったな。
いろんな経験をして、たくさんのひとに支えられて、
営業という仕事が好きになって。

ちなみに博多料理のおすすめは、【長野】というお店の水炊き。
いままで水炊きにあまり興味なかったけど、
長野さんのは絶品で衝撃を受けた。

あと海鮮もおいしいんだけど、新鮮なイカって透明色なんだね!
イカ越しに会話できるくらい透き通ってるので、
ぜひ福岡に行った際は食べてみてください。

まとめ

そんな感じで、福岡時代を振り返ってみて伝えたいことは3つ。

1. 自分を信じてくれる存在は大きな原動力になる
2. 改めて感謝の気持ちを忘れないこと
3. イカ越しに会話はしなくていい

ということである。

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株式会社サーキュレーション 野谷 勤 / Tsutomu Noya
Mail : tsutomu.noya@circu.co.jp
個人FB : https://www.facebook.com/yegu.qin
Twitter:@noyasan
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ライター:東 佳菜子/Kanako Higashi

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