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あいてへの興味を伝えることの大切さ。

そりゃあ面と向かって、
『あなたに興味があります。』
と言えたら一番だけど、
なかなかそうもいかないのが、
奥ゆかしさとつつましさで育った、
わたし(たち)です。

例えば、こんな会話。

好きな映画教えてください!
最近ララランドを観て〜
どんな映画なんですか?
夢を追う男と女が〜
面白そう!今度観てみますね!
ぜひ〜
–後日–
ララランド面白かったです!
よかったです〜

細かいところは違っても、
よくある会話の流れだと思うのだけど、
最初はあいてへの興味から話を始めていたのに、いつのまにか主役が『あいて』から『好きな映画』になってるパターン。

(あなたの)好きな映画教えてください!
最近ララランドを観て〜
(その映画は)どんな映画なんですか?

別に映画について知りたいのではなくて、聴きたいのは''あなた''のことなんですよね。
でも、すぐにこうなっちゃう人は多いんじゃないかなって思う。

↑の会話の結果はだいたいこんな感じ。

(共通の話題が出来たぞ。やったぜ!)
(ふーん、映画好きなんだな)

日本語は主語を省略するけど、
出来るだけあいてを主役にした聴き方を意識したほうが、興味や好意がもっと伝わる。

(あなたの)好きな映画教えてください!
最近ララランドを観て〜
(あなたはその映画の)どんなところが好きなんですか?
夢を追う男と女が〜
面白そう!今度観てみますね!
ぜひ〜
–後日–
ララランド面白かったです!
よかったです〜

あいてへの質問は、
ひとつひとつが''あなたへ興味を持っていること''を帯びて伝えることができるから、
ほんのちょっとだけ印象が変わる。

(共通の話題が出来たぞ。やったぜ!)
(おお、同じ感性を持った人なんだな)

人は好意を寄せてくれたひとが好きだから、
この''ほんのちょっと''がもたらす効果は、
けっこう大きいと思う。
(ただし滲み出る色気をまとった人は除く)

日々のちょっとした会話のなかでも、
あいてへの興味や好意をしっかりと伝えられるような話し方ができる人でありたい、と思う。

#日記 #エッセイ #コラム #恋愛 #コミュニーケーション

待てうかつに近づくなエッセイにされるぞ あ、ああ……あー!ありがとうございます!!