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娘たちの一人暮らしの引っ越し

前回の「引っ越し人生」が珍しくスキが多かったので、調子にのって娘たち一人暮らしの引っ越しの話。

引っ越しは多い人少ない人は別れると思いますが。

上の娘が自立するのは知ってましたが、突然LINEで「不動産にきて一番希望してたとこで、いきなり決めようと思うのだが」とくる。 「普通、不動産屋さんは、親と行くでしょう。」
「普通不動産屋さんは、それの上と下を紹介するからして貰えば」とLINE。
で、最初の所に決める。家電は、リサイクルとかで、全て自分で用意する。
荷造り荷解きは、上の時も下の子時もいっさい手伝ってない。
ハイエースを借りて引っ越し。ここで、私まで付き合うと、助手席に荷物を載せれないと気づく。
荷物を部屋に入れると、駐車場のないためもあるが、荷を解くのも手伝わなかった。バイバイする時は、少し寂しかった。
そのあと娘はパソコンのワークデスクの組み立てに苦労し、立てるのに火事場馬鹿力を出したそうだ。それは悪かった。
数日後、私を段ボール取りに行き、○○してくる。このパターンは毎回定着する。

下の子一人暮らしの前に、スーツケースを家に広げっぱなしで、飛び回っていた。ホテル暮らしも慣れていた。上の子も下の子も、東京、大阪くらいプイと出かける。
就職すると、研修、現場も変わる仕事。家から通う事もあるので、出てったり戻ってきたり。現場での部屋家電は会社用意してくれる。インテリアは自分で選べて会社に請求できる。
ここでの話が、前回の話、ニトリを2時間買い物して、部屋に入るときカーテンを短く切るかも知れないからと、私はミシンも持ってく。
本当に自分で部屋を持つ時、下の子も一人で不動産屋さん行く。「行ってくる」とは聞いていた。すると3件で迷ってるとLINEがくる。かなり迷ってグダグダ。下の子方がいつもの“生まれる前から反抗期のツンデレ娘”。家帰ってからも私相手に散々迷ってた。
またニトリと電気屋さんとダイソー。何回やってるんだろう。
「お母さん、気晴らしに連れて行ってあげる」と連れていかれる。
電気屋さんにて、彼女は、初めての一人暮らしセットなようなものでなく、オシャレ家電のシリーズで買う。
店員さんは、私の顔見て「いいですかね?」と尋ねる。私は「あっちあっち」と娘の方を手で指す。娘は「この人見学してるだけです。」
私は話に付き合ってるとは思うのだけれどね。
そもそも、この娘のどこが新卒なのか。自信に満ち溢れ、強気の正しい女。微笑みは絶やさない。確かに私は電気屋さんをフラフラしてましたが。

引っ越し当日の前日のガスの立ち合いと家電等の到着待ちあるじゃいですか。私は、掃除も手伝わない。
「お母さん暇でしょ?」「暇って知ったからと、用事もしっかり持ってきてる。」
いわゆる引っ越し当日はハイエースの運転はお父さんなので、私は仕事を入れて娘より早く出かける。余裕の母親。そのあとも、LINEもするしLINEでおしゃべりもするし会えるとわかってるからだけど。

親がしたのは、保証人になっただけ。

何故彼女達は自立し強いのか。それはそうやって生きる方法しか残ってないからだ。

ごめんなさい。詩に夢も憧れもありません。できる事をしよう。書き出すしかない。書き出す努力してる。結構苦しい。でも、一生書き出す覚悟はできた。最期までお付き合いいただけますか?