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「かみかさ」第2話

燈郎は、美容院の閉店の片付けをしていた。入口の札をcloseするために出てみると、傘の忘れ物に気づいいた。
「さっき、最後に、初めて担当した零宮様という大人しい大学生の女の子のだ。きっと。」
と傘のイメージでそう思った。

雨上がり、アスファルトの臭い。

「傘の忘れ物があって、零宮様の物と思うので追いかけてみます。」
と横井先輩に言って、追いかけた。

若葉から露が落ちてきた。
少し小走りしてみせたが、この高級ブランド傘が零宮様の物とは限らない、と気づいた。
また小走りで店に戻り、傘立てにさし、傘立てごと店内にしまった。

小走りで
追う


露が
気づく

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ごめんなさい。詩に夢も憧れもありません。できる事をしよう。書き出すしかない。書き出す努力してる。結構苦しい。でも、一生書き出す覚悟はできた。最期までお付き合いいただけますか?