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狸山病院〈25〉

娘達が大きくなると病院にも行かなくなった。

狸山先生の娘さんが、帰ってきて、皮膚科をやっていて評判がよかった。
10年くらい経って下の娘と行くと、番号札を取らなければならないほどの混雑だった。女性らしくリフォームされて、からくり時計が変わっていた。
診察し適切な処置と投薬され、すぐ治った。
受付で、聞いた。
「院長先生はお元気ですか?」
市内の田舎の方の診療所にいるとのことだった。

ごめんなさい。詩に夢も憧れもありません。できる事をしよう。書き出すしかない。書き出す努力してる。結構苦しい。でも、一生書き出す覚悟はできた。最期までお付き合いいただけますか?