性虐待の始まり

最初の性虐待は、両親の寝室で行われた。

ハッキリとは分からないが、当時は幼稚園児くらいだと思う。

その日、僕は父と遊びたかったので、寝室の隣にある書斎に行った。

最初は普通に遊んでいたはずだった。父にお馬さんをしてもらったり、飛行機をしてもらったり…仲良く遊んでいた。

父が僕に手を出したのは、「狼ごっこ」を始めてからだ。父はまず、僕を仰向けに寝かせて、僕のズボンを脱がせた。そして、僕の足を持って開き、僕の股をいきなり舐め始めたのだ。

僕は、その時の父の視線が忘れられない。       父は、メガネの縁から上目遣いで僕の顔を見てきた。舐めるような視線だった。以後、僕はたびたび股を舐められることになるが、毎回父の視線は同じだった。(当時は何も思わなかったが、思い出すと気持ちが悪くて仕方ない。)

父は一通り楽しんだ後で、僕にズボンを履かせ、「ママには内緒だよ」と言った。僕はなんの疑問も持たずに頷いた。

これ以降、この寝室で、幼少期の僕は股を舐められたり・指でいじられたり、父の性器を舐めさせられたり…色々な事があった。

思えば、父は家族の前でも平気で僕の胸を揉んだが、母も「○○に嫌われちゃうよ〜笑」としか言わなかった…。思春期の娘の風呂に父が入ろうとしても、母はとめなかった…。

だから、僕にとっては性虐待は日常で、楽しい事で、父と仲良くする時間だった。





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