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習慣は、定着するまでがバトル

「習慣的にやることの大切さ」を、僕はマラソンから学んだ。10年前から、年に1回か2回、マラソン大会に参加している。マラソンは、当然のことながら、レース中の根性や集中力だけで何とかなるもんじゃない。日々の練習が肝になる。

習慣的に、継続してやるからこそ、身体が強くなっていく。走らない人からは「すげえなぁ〜」などと褒めてもらえることがある。だが実のところ、いったんリズムが定着してしまえば、毎日走るのはそれほど苦しいことではないのだ。これは、スポーツを真剣にやった経験のある人には理解してもらえるんじゃないかなと思う。スポーツじゃなくても、たとえば勉強でも一緒だろうな。

忍耐が要るのは、どちらかというと、習慣になるまでの期間。はじめはとてつもなく面倒臭い。「今日は寒いからいいか」「もう外は暗いし」「お腹すいた」などと、やらない理由がぽんぽん出てくる。このような自分に都合のいい理由を振り切って、嫌々ランニングシューズを履く。これをやらなきゃいけない期間が本当に辛い。

そういう意味で、なにかの理由で習慣が途切れてふたたび始めるときにも、同じくらいパワーが要る。きょう、ふと思い出したのだ。「そう言えば俺、週に2回は水泳に行こうって決めてたよな」って。新しい水着を買ったような気がする。年末年始でプールが休業しているのをいいことに、僕の無意識が「頑張らないでいい世界」からおいでおいでしていた。

水泳だけじゃなかったな。英語や中国語のラジオ講座も月曜から始まっていたんだ。ああめんどくさい。やるか…

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