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temaritoumiさんの作品に感想を書きました!

この記事は「エデンの住人たち」などを書いている創作初心者マシュマロ見習いがみなさんが送ってくれた作品を読んで素直に感想を語っちゃう企画です!

2021/05/26 追記
作者さんが感想の感想をnote記事にしてくださいました!
それにともない作品リンクも判明したため、こちらに掲載します。
ぜひ以下を一度読んでから書き込み感想入りの本文を読んでください!


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うお〜〜これは……ある人にとっては救いですが、ある人にとってははちゃめちゃな地獄ですね……!

はじめの語りが瑞樹さんなので、てっきり王道ないじめの物語なのかと思っていました。そのため、教室の雰囲気や、先生、クラスメイトの反応もどこかアラを探すような……瑞樹さんに共感するポイントを探しながら読んでいました。でもこれって最後まで読んでみると、きっと瑞樹さんから告白を受けた当初の先生の気持ちなんですよね。いじめがあると言われてしまえば、いじめがある前提で犯人探しをしてしまう……。なので、最初は珍しいなあと思った委員長の行動も、すごく的確だったことがわかりました。

語り手がどんどん変わっていくことで、最初は瑞樹さんの視点で見ていた狭い世界がどんどん広がっていって考え方も変わっていくところは、謎がとけていくようで、読み終わった後はなんだかちょっとすっきりしたような気持ちさえありました。彼女たちのその後を想うとスッキリなんてしていられないのですが……。

個人的には生徒たちのノリや、先生の感じなど、すごくリアルですごいなあと思いました。多くの人が高校に通ったことがあると思いますが、それでも過ごした環境は全く違うので、万人にとっての「高校」のイメージがすごく繊細に表されていると感じました。見習いはこの物語の冒頭を読んだときに、中学3年生くらいか、そこまで偏差値の高くない高校くらいかな……と思ったのですが、その辺りも気になるところです!

いじめをテーマにしながら、いじめじゃなかった! むしろ本人が今まさに周囲を加害している!というのはとても新鮮でした!
実際のいじめについて今回のケースであることはかなり珍しいかほとんどないと思うので、もちろんみなさん区別はしておられるので大丈夫だと思いますが、周囲でそのようなことがあれば助けていただきたいと思います。ですが、そんなこともあるのかも…!?と思ってしまうくらい自然で面白かったです! 今回も素敵なお話をありがとうございました!

今回は公開希望でしたが、サイト掲載のご要望はなかったため載せていません。作者の方で、うまく送れていなかった!載せて欲しい!という方はぜひご連絡くださいね〜!

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