創作超初心者が知って驚く小説の書き方 |実は書き方にはルールがあった!?
創作初心者にとって、小説の書き方は分からないことだらけ。今回は小説を書く際の暗黙の了解とも言える「ルール」についてまとめました! これさえ押さえておけば後は好きなように書くだけ! マシュマロマガジンでは創作にまつわるマニュアルや、創作を楽しむ方へのインタビューなど、創作を楽しむための記事を日々更新しています。
小説執筆にもルールがある?
実は小説には暗黙の了解となっているルールがいくつかあります。確かに表現は自由ですが、ルールをおさえることで簡単に「読みやすい文章」に近づくことができます。
なぜならば、「ルール」と言われるほどにそれが共通認識だからです。感覚としては全く知らない文法で書かれた文章は読みづらいことに近いと思います。
読みやすい文章の重要性については以下の記事でマシュマロちゃんも書いています。
今回は「超」初心者の頃に知って驚いた小説の書き方をマシュマロで募集しました!
答えてくださったみなさんどうもありがとうございました!
「…」は「三点リーダー」と読む
よくみかけるこの「……」
どうやら「てんてん」でも「てんてんてん」でもないらしいですよ!?
「ここの三点リーダーがさ、いい味だしてるよね」なんて言うといい感じでしょうか。
「ーー」と「——」は違う記号
一つだけだとほとんど違いが分かりませんが、前者は「長音符」と言って「なんとかなれー!」の伸ばし棒と同じです。
後者は「ダッシュ」と言って文章や説明を挿入したり、「間」を表現したりするのに使います。PCでの入力方法は「shift+option+`-`」で出てきますよ。
横書きだとデバイスによってかなり見分けるのが難しいですが縦書きだと顕著に違いがでますね。
罫線はまた別で、「──」これです。macの場合は「けいせん」と打って変換して出すのが手っ取り早いかもしれません。
本当に横書きで見分けるのは難しいので見習いは全然分かりません。自分で入力したのに「これはどれかな??」になってます!
「三点リーダー」「ダッシュ」は二つ続けて使う
「三点リーダーやダッシュは二つ続けて使う」というのは創作初心者が驚く第一位ではないでしょうか。かくいう見習いも改めて小説を読んで驚きました。
「ほんとに二個続いてる!!」
今回これを送ってくれた方がたくさんいました。
段落始めの文頭は一字下げる
これは実は見習い知ってましたよ……小学生の時の作文の書き方で習いました……! ただ、驚いたのが
鉤括弧(「」)で始まる時は一字下げなくていい!
そうなんだ!? 文頭は一時下げるって言ってたのに……。鉤括弧で始まる時は下げなくて良いらしいです。記号だと見た目に低いからですかね?
鉤括弧内の文末は句点をつけない
句点というのは「。」のことです。たしかにセリフなどではついていない気がします。
今回これを知って見習いも使い方を練習してみました。
「ここの三点リーダーがさ、いい味だしてるよね」なんて言うといい感じでしょうか。
どうでしょうか。まだぎこちないですが何事も練習ですよね!
「!」や「?」の後には全角一字空ける
確かに!すごく詰まっているよりは!
こうやって! 一字空いている方が! 読みやすいかも!?
特に縦書きの場合一字空いていると如実に読みやすくなります。(これは「あなたの作品に感想書きます」でみなさんの作品を読みまくっている見習いの体感ですが)横書きの場合はあまり気にならないかもしれませんね。
小説執筆にはルールがある?
ここまで「超」初心者向けとして、小説の書き方のルールを主に体裁の整え方の面からお伝えしましたが、もっと重要なことがあります。
それは、のびのびと楽しく創作することです。これに勝るものはありません。
もし、体裁を気にするのであれば一般的なルールを気にするよりも自分の読者が読みやすい書き方をすることの方が大切だと思います。
一般的な小説の書き方のルールは、それに慣れている人が多いために、多くの人にとって負荷なく読むことができることがメリットです。もし自分の読者がそのルールよりももっと読みやすいルールを持っているのであれば、そちらに合わせてあげる方が親切ですし、読んでもらいやすいと思います。
なので、今回の記事は一般的なルールを知りたい方向けです。無理矢理この形にしなければならないわけでも、これができなければいつまでも「超」初心者なわけでもありません。
のびのび書くためであればこの記事よりも以下の記事がおすすめです!
今回マシュマロを送ってくれた方々の多くも「自由に書くこと」について書いていました!
なんだって、好きなように書いていいんだ!!
好きなように書くんだ!!
次回のテーマ
次回は「創作のモチベーション維持の方法」を教えてください!
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