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神秘学ポエジー【風遊戯】mediopos

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本を中心としたメディアを神秘学的な視点で読みながら「遊戯」していくシリーズ。
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#自由

松村圭一郎(連載)「海をこえて 8.「人の移動」という問い」(群像)/『万物の黎…

☆mediopos3414  2024.3.23 文化人類学者の松村圭一郎による 連載(群像)「海をこえて」の…

KAZE
1か月前
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釈徹宗×若松英輔 往復書簡「宗教の本質とは?」2 若松英輔「言葉 コトバに内包さ…

☆mediopos3346  2024.1.15 若松英輔と釈徹宗の往復書簡 「宗教の本質とは?」の二回目は 若…

KAZE
3か月前
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石井ゆかり「星占い的思考㊻新しい矢の可能性」(群像)

☆mediopos3309  2023.12.9 石井ゆかり「星占い的思考㊻新しい矢の可能性」 (群像 2024年1…

KAZE
4か月前
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成田正人「遊びのメタフィジックス~子どもは二度バケツに砂を入れる~」第一回 子ど…

☆mediopos3302  2023.12.2 遊びとは何か 世界のすべてが 遊びだったらいい いつもそう思…

KAZE
4か月前
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赤坂憲雄『災間に生かされて』

☆mediopos2994  2023.1.28 自由を生きるということは さまざまな境界を越えてゆくというこ…

KAZE
1年前
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永井玲衣「見られずに見る」(文藝 2023年春季号)

☆mediopos2979  2023.1.13. 世界をよく見るというときには それが世界に根差しているかど…

KAZE
1年前
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伊藤 和磨『痛みが消えていく身体の使い「型」』

☆mediopos2903  2022.10.29 自由のために 型を学ぶ 型とは 「型にはめる」というような 決まり切った固定的な鋳型に みずからを流し込むようなものではない 芸能の型も 先人がそこに さまざまな智慧と技を盛り込むことで その基本がつくりあげられた まずはそれを学ぶことで その生きた型を みずからのものにするのがいい じぶんだけで 型を生み出すのは難しい 新たな言語を創り出すようなものだからだ まずは基本となる言語を学び 使いこなせなければ その

尼ヶ﨑 彬『利休の黒 美の思想史』

☆mediopos2899  2022.10.25 千利休は大永二年(一五二二年)生まれ 今年二〇二二年は生誕五…

KAZE
1年前
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野矢 茂樹『語りえぬものを語る』

☆mediopos2638  2022.2.5 「語りえぬもの」は語りえない それにもかかわらず 語ろうとする …

KAZE
2年前
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ピーター・シス 『ピーター・シスの闇と夢』

☆mediopos2621  2022.1.19 本書は「ピーター・シスの闇と夢」展の図録を兼ね (2021年から…

KAZE
2年前
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「AIと文学の未来」をめぐる連続インタビュー  聞き手・山本貴光&吉川浩満  (3)…

☆mediopos2612  2022.1.10 AIを考えるということは 「人間がものを思考すること、理解す…

KAZE
2年前
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戸谷洋志「スマートな悪/技術と暴力について 6」

☆mediopos-2459  2021.8.10 小林秀雄に 「僕は無智だから反省なぞしない。 利巧な奴はたん…

KAZE
2年前
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増川 宏一 『遊戯II: 日本小史と最新の研究(ものと人間の文化史)』

☆mediopos-2435  2021.7.17 著者の増川宏一は1930年長崎市生まれ 将棋史および盤上遊…

KAZE
2年前
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西平直『養生の思想』

☆mediopos-2367  2021.5.10 「養生」といえば 貝原益軒の『養生訓』がイメージされ 古い語感さえ受けることから 現代的ではないとも感じられるが 思いのほか「自由」と相性がいい 「養生」は「自分で自分をケア」し 「癒ゆる力(自然治癒力)」を育てるものであり ひとから治療を受けたりするものでも 神仏への信仰による加護を受けようとするものでもなく しかも「修行」や「稽古」のように 師匠による指導を受けるほどの 身心への負担の大きいものでもない また人か