見出し画像

人間関係って世界共通の悩みなのか?    ~アルゼンチンで思ったこと~


訪問いただきありがとうございます。
アルゼンチン移住する親子の生活記録でございます。


ブエノスアイレス移住から一年が経過しました。
今しか感じられない言葉を発信しています。



1.人間関係って言葉


Twitterで面白い投稿を見かけた。
『良好な人間関係』って日本人特有の言葉かもって。


組織の人間関係で思い悩んでストレスになる。
多かれ少なかれ、そんな経験は誰にでもあること。


人間関係、スペイン語直訳ではRelacionns humanas と言う。
アルゼンチンでは、どんな意識なのかなと思うことがある。



2.この投稿でそんなことを思った


日本人は人間関係を重んじて、まず共感をする。
「言い方」一つで気分を害する人がいたりもする。

まず相手の話を聞いて共感することが
人間関係の構築のスタートになるということ。


3.じゃあアルゼンチンでは


当たり前だけど、アルゼンチンで移住を始めてから
言葉がわからない分、一気にそのストレスがなくなった。


その分、家での2人の親子生活の会話の中で
言葉の使い方を話し合う機会が増えていった。


唯一、生活の中で日本語が話せるのが親子関係。
これはこれで面白いかなって思っている。



子供同士はどんな会話をしているのか?(一番左が息子)



相手に共感することばかりを優先すると
時間ばかりかかることに気づくことがある。


日本では会社員としてやっていた頃
何よりも、この時間が一番のストレスだった。


言いたいことが言えなくても良いけど
聞きたくない話に共感するってのが苦痛な時間。



4.共感を重んじた結果



本当にその通りで、共感には心がなく薄っぺらさしかない。
嫌われることを恐れちゃいけない事もある。


まさにこれで、最後の「~事もある」という部分が重要。
ここと人間関係とのバランスが難しいんだと思う。


そして、アルゼンチン人にこのバランス感覚の意識があるか。
むしろ嫌われることなんて意識もしていない気もしている。


まだスぺイン語を理解できていないけど
恐れずに、自分を主張することを一番に考えていると思う。


だから共感に無駄な時間をかけることもないし
言い方(言われ方)で相手を決めつけることもしない。



5.海外で生活して思うこと


海外にいるということは情報弱者であるということ。
人間関係のストレスとどっちを選択するのか。



自分の価値観を押し付けることもないし
言葉がわからないから押し付けられることもない。

そして、日本人の価値観にも興味がない。
考え方は違うもの、という前提があるからだと思う。


言葉がわからないからこそ
研ぎ澄まされる感受性もあるかもしれない。



愚痴や文句も言いたくなる世の中。
言葉のない人間関係もアリな気がしてきた。


外国人を外国人として見ないこと。
日本人に一番足りないことかなとも思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?