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こんな方に読んで欲しい

私たちは何かを発信するとき、

そのことを伝えたい相手が、実は頭の中に浮かんでいたりする。

そういうことってありませんか?


今書いている私自身もそうです。

今回は、そのことを具体的に書いていきたいと思います。


<実際にヨガを受けてくれている方々へ>

 最初から、「あれ?」と思われる方もいらっしゃるかもですね。レッスンを受けているなら、その場で話せばいいじゃない?って。

そう、本来ならそうしたいところなのですが、レッスン時間は決まっていますし、受けにこられる方全員が一つのアーサナについて興味があるわけではないです。

そして、レッスンの中には流れがあるので、一つのポーズを講座のように説明する時間はないのです。

 でも、当然のことながら、一つ一つのアーサナを大切にすることで、レッスン全体が終わったときに味わえる充実感はより深まるもの。

なので、こちらのnoteで記事を読んで、そのアーサナについてのコツや意識すると良いところを知っていると、自分自身が受けたときに良い思いをしちゃいます♡

もちろん、これらの記事を見ることで、ご自宅でのヨガの時間をとってもらえるのも大歓迎!!!
(リスク管理だけは気をつけてくださいね)

<リハビリ関係者、指導者の方々へ>

これは、私自身がリハビリに携わる仕事をしていて思うことですが、リハビリがうまくいっているか、いないか、っていうのは、

「患者さんの気持ちが能動的になっているかどうか」ということではないかと思っています。

リハビリを担当していて、頼ってもらえるのは嬉しいけど、気がついたら依存状態になっていた、そんなことはありませんか?

私も新人時代はそんな失敗も沢山やらかしてしまっていますが、そんな状況から抜け出す一つのきっかけになったのがヨガでもあります。

ヨガの性質上、リハビリの中にレッスンの雰囲気を持ち込むことは困難ですが、アーサナの進め方は、身体の使い方を知る大きな手助けになりますし、リハビリを行う際の指導のコツにもなります。

覚えてリスク管理ができさえすれば毎日の自主練習としても使えます。

身体だけでなく、呼吸や心の置き方なんかの要素が入っているのも、ぜひ皆さんに取り入れて欲しいと願う理由の一つです。

そして、指導する側のセラピストにも、興味を持って実践してもらえたら嬉しいです。

<脳卒中の既往がある方々へ>

脳卒中という病気は、様々な障害を引き起こすものです。

麻痺、高次脳機能障害、嚥下障害、言語聴覚障害、etc.

皆さん、入院中は様々なリハビリを受けてこられていると思います。

私が病院で理学療法士としてリハビリを担当していた時、様々な患者さんに出会いました。

病院では、発症して間もない訳ですから、ご本人もご家族も「これから先」の不安が大きくて、体だけでなく心も疲弊していってしまうのです。

病気の恐ろしいところはこの「疲弊」だと思っています。
未来への希望が見出せないと、今あるものをも見失ってしまう。
今できることをする意欲が失われ、新しいことをする勇気が湧いて来ず、自分自身への信頼がなくなってしまうのです。

でも本来は、「これから先」を作るのは、「今現在」の時間の積み重ね。

過去や未来ではなく、「今」に意識を向けていくことが、「ヨガ」の一番の魅力なのです。

そしてやり方次第で、麻痺があっても十分にアーサナはできます。

このnoteの記事に書いているものは、リアルに実践済みのものばかり。

レッスンに来てもらうのがそりゃ一番いいけれど、まずはこういうのがあるんだーって思って、「私もできるかも」っていう心のスイッチオンに一役買うことができたら、私自身も嬉しくてたまりません♡

まだまだアーサナの数は少ないですが、脳卒中ヨガを知ってもらうために今後もモリモリ書いていきたいと思います。

多くの方に届いてくれたら嬉しいので、シェアやフォローよろしくお願いします。
感想やリクエストのコメントもお待ちしていますね。


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