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無職が去年読んだ本を紹介

26歳無職である。

今年も半分以上過ぎた。このタイミングで去年読んだ本を紹介したいと思う。私が2023年読んだ本はこちら!

デイヴ•バリー「ビッグ•トラブル」
宇野碧「レペゼン母」
大島清昭「影踏亭の怪談」
大島清昭「赤虫村の怪談」
夕木春央「方舟」
小川哲「地図と拳」
高野和明「踏切の幽霊」
三好愛「怪談未満」
曽根圭介「鼻」
中山市朗「なまなりさん」
大島清昭「地羊鬼の孤独」
名梁和泉「二階の王」
三津田信三「のぞきめ」
降田天「女王はかえらない」
三津田信三「みみそぎ」
三津田信三「わざと忌み家を建てて棲む」
三津田信三「そこに無い家に呼ばれる」
三津田信三「ついてくるもの」
三津田信三「逢魔宿り」
三津田信三「七人の鬼ごっこ」
黒川博行「勁草」
黒川博行「後妻業」
上田早夕里「破滅の王」
上田早夕里「ヘーゼルの密書」
寺嶌曜「キツネ狩り」
黒川博行「連鎖」
染井為人「滅茶苦茶」
黒川博行「二度のお別れ」
高野和明「6時間後に君は死ぬ」
乙一「ZOO2」
井上雅彦 他「ヴァケーション」
黒川博行「雨に殺せば」
穂村弘「彗星交叉点」
冲方丁「SGU」
宇佐美まこと「逆転のバラッド」
逢坂冬馬「同志少女よ、敵を撃て」
逢坂冬馬「歌われなかった海賊へ」
月村了衛「半暮刻」
東海林さだお「メンチカツの丸かじり」

(読み終わった順)

以上39冊である。

まず補足として、2023年度は無職ではなくフリーターをしていた。そのため、昼休憩や出勤、退勤時間にかなり読書が進んだ。

そして、ホラーやサスペンスがほとんどを占める結果になった。

普段はジャンル問わず小説を読むが、生活がきつい時にホラーやサスペンスなど、(私もきついけどこの主人公のがきついな…)と思える小説を読みがちなので、それが顕著にあらわれたと思う。

また、好きな作家のサイン本を購入するマイブームが来ており、上記では「ヴァケーション」「地図と拳」「彗星交叉点」「同志少女よ、敵を撃て」「歌われなかった海賊たちへ」「半暮刻」がそれに当たる。

今年は大島清昭作品に出会えたのが大きかった。ホラー、民俗学、推理のバランスがちょうど良く、めちゃくちゃ読んでいて楽しい。今調べてみたら7月下旬に新作を出すようなので非常に楽しみ。

バランスで言うと染井為人も、シリアスとユーモアのバランスが好き。ホラーは特に恐怖と笑いが紙一重になる方が多いが、彼はサスペンスでそれをやってのけてくれる。

三津田信三もホラーの大御所だが、恥ずかしながら今年から本格的に読み始めた。どれから読み始めるか迷うくらい本を出しているので嬉しい。

また、高野和明が新作を出してくれたのも嬉しかった。「ジェノサイド」で心を掴まれてから、既作品を大事に読んでいるが、数が少ないのでもっともっと書いてほしい。

あとは私が語るまでもないが、「地図と拳」「同志少女よ、敵を撃て」「歌われなかった海賊たちへ」は
やっぱり面白かった。歴史や戦争ものが好きな人にはぜひ読んでみてほしい。

シリアスな作品が多かったが、ドタバタコメディ「ビッグ•トラブル」、オカンがラップバトルに挑戦する「レペゼン母」、たまたま出会った面白ワードを考察する「彗星交叉点」、おもしろ食べ物エッセイ「メンチカツの丸かじり」は声を出して笑えるので、リラックスしたい人にはおすすめだ。



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