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私がはたらいてる日本農産について

新卒で日本農産に入社し早くも5年が経過しました、千恵です。
そういえば、、王越でのまちづくりに取り組む私たち日本農産(株)のことに触れてなかったので、今日は会社について書いていきます。

まずは2022年9月現在の会社概要から。

日本農産株式会社
設 立     平成27年6月1日
資本金     100万円
代表取締役   小西啓介
従業員数    10名
事業内容    農産物の生産・加工・販売

日本農産(株) は香川県坂出市に本社加工場と農場を持つ農業生産法人です。
香川県内に13店舗、 “こだわり麺や”(以下麺や)といううどん屋さんを展開する (株)ウエストフードプランニング(以下WFP)のグループ会社です。
WFPと日本農産の社長は同じです。
業務内容は、農産物の生産・加工・販売。
主軸はうどんの相棒、薬味に欠かせない青ネギの生産・カット加工です。
青ネギは周年収穫ができるように計画を立てて栽培をしています。

収穫直前のネギ畑


その他にもうどん店向けの天ぷら商材となるカボチャやサツマイモなど野菜のカット加工もしています。
ネギ以外のカット野菜は、今は仕入れた野菜を加工していますが、いずれは自社で生産ができるように試験栽培にも取り組んでいます。

 
“日本農産株式会社”という会社の設立は2015年ですが、始まりは今から20年も前の2002年、こだわり麺や2号店の坂出川津店がオープンした頃です。
世間では中国産野菜の残留農薬問題が大きく騒がれていました。
お客様が毎日食べるうどん(大げさではなく香川には本当に毎日うどんを食べるが人沢山います)、少しでも安心安全なものを提供したいと、うどんの絶対的相棒であるネギを、社長のお父さんに栽培してもらうようになったのがすべての始まりです。
(以下社長のお父さんは親父さんと表記します。親しみを込め私たちは“おやっさん”と呼ばせてもらっています😊)

小西家は代々コメの農家で、親父さんも勤めながら兼業農家としてコメの生産をしていて、勤め先の定年退職を機に本格的にネギの生産を始めたそう。
当時は麺やもまだ2店舗しかなく、親父さんが一人で生産できるだけの量を丁寧に丁寧に栽培していました。
それから5年後の2007年、WFP内にファーム事業部が立ち上がります。
耕作放棄地の増加や農業従事者の高齢化など年々状況が悪化していく日本の農業に強い危機感を抱いたことが原動力となってのことです。
ちなみに麺やはそのころには4店舗に増えていました。

農業専属の社員を迎えたことで、もっともっと本格的に農業に取り組むことができるようになりました。
ネギの品質へのこだわりもより磨きがかかります。
また、少しずつではありますが、パートさんを雇い、ナスや大根など、ネギ以外の品目の栽培も始めました。

そして2015年、ついにファーム事業部が分社する形で日本農産株式会社が設立されました。
会社の名前を決めるときに、「麺やのファームだから麺やファームでいいんじゃない?」というような声もありましたが、麺やありきの会社にはならぬように、また、日本の農業の発展に貢献できる企業になろうという強い気持ちを込めて、「日本農産」になりました。
理念は「大地を育て、人を育み、日本農業の可能性に挑戦する」です。
設立当初は利益を出すのが難しく何年も苦しみましたが、今では効率的なネギの栽培方法もかなり確立してきて、また、カット野菜という新たな販売の軸も構えられたことでやっと積極的に挑戦できる土台が出来てきました。

でもまだまだです。これからも私たちは何事も丁寧にこだわりを持って向き合い、日本農業の可能性に挑戦します!



ps.明日9月4日は親父さんの80歳のお誕生日です😊
足が痛い痛いと言いつつも「家でおっても暇なんじゃ~」と今でも農地に出てきてくれています。
自分のじいちゃんよりよく会っていてよくお話をして仲良しかも(笑)。
何でも任せてやらせてくれて本当に感謝してます。
畑仕事はもう“ぼちぼち”で良いからこれからも元気にいてほしいな~

おやっさんBIG LOVE


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