方法論より大切なこと!~起立性低血圧の経験から~
はじめまして
本日も”臨床BATON”にお越しいただき、ありがとうございます。
555日目を担当します!大阪府在住作業療法士のふじです。
職場は回復期リハビリテーション病院で勤務しており、疾患は脳血管疾患、運動器疾患や時折、脊髄損傷などの患者様を担当する機会があります。
最近、後輩から治療方法(方法論)を教えて頂けませんか?と言われることがあります。
私は今まで、セミナーや文献から“方法論という答え”を教えてもらえるものだと思っていました。しかし、このようなセミナーや文献に対する思いが間違っていたのだと気づかされる機会があり、私自身の臨床に対する思考過程が変わりました。今回、起立性低血圧を伴った患者様との関わりの中で得た方法論より大切なことをお伝えします!
セミナーや文献についての考え
新人の頃から私はセミナーや文献に“答え(方法論)”があると考えていました。そのため手技や方法論に関するセミナーに幾度も参加しました。しかし、臨床では全然効果が得られない事を多く経験しました。(いま考えると私の理解不足であったと反省します😢)
そんな中“明日の臨床から実践できる!”セミナーと出会いました。最初は“答え”を求めるために参加していましたが、継続してセミナーに参加しているうちに“臨床では方法論の効果判定ではなく、仮説・検証をいかに考察して実践していくことが重要である!!”ことに気づきました😊。
その気づきを基に臨床の中で、方法論から仮説・検証に思考過程が切り替わった体験をお伝えします!
思考過程が変わった体験
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