歩行観察が簡単になるポイント〜ICに必要な足関節背屈運動〜
おはようございます!?こんにちは!?こんばんは!?
本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます。
駿太からの臨床BATONを引き継ぎました132日目担当カズです✋
歩行観察が簡単になるポイントとしての過去のブログは、ページ下部にリンクを貼っておきます。
はじめに
今回のブログを書くにあたって、
理学療法士になるための学生時代の授業では、歩行において足部クリアランス(*1)は大事。と学び、セラピストになって脳卒中の患者様を担当した当初も、「クリアランスが小さいのでぶん回し様の歩容になっています」と先輩に言っていたな。「なんでクリアランスが良くならないんだろう」と考えていたな。と、振り返っていました。
*1:「足部のクリアランス」:遊脚期における足の一番下の部分から床面までの距離
体験談
よく患者様から「つま先が擦ってしまって怖いから装具が外せない」、「靴を履いて外を歩くと家の中より足が引っかかる。」などという話を伺います。
そして、これらの現象を解決・軽減するために病院で働いていたときには「装具を使う」という選択をしていました。皆さんも「つま先が引っかからないようになれば、歩くスピードも早くなり、装具も外せるのではないか」ということを経験したことはありませんか。そこで、今回はICで踵接地(H.C)を行えるようになるために必要な足関節背屈運動についてお伝えしたいと思います。
どんな背屈が必要?
前々回のブログの中で、ICで必要な足関節背屈角度は0°とお伝えさせていただきました。
これは、最低限必要な角度ですので、この角度以上に背屈角度があっても問題はないわけです。
しかし、足関節の背屈角度があるにもかかわらず、患者様の「足がつまずく」、「足先が地面を擦る」、「ぶん回し様歩行が起こる」、「足尖接地が起こる」といった現象が出現する場面に多々、直面しているかと思います。
そして、これらの現象に直面すると、足関節の背屈運動練習をする。または、装具を装着する。といったアプローチをしようと考えるのではないでしょうか。
では、皆さんは臨床の場面で足関節の背屈運動(随意運動)はどのようにされていますか。
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