歩行シリーズ:リハビリ効果を爆上げする方法
お疲れ様です!はらリハです!
本日は…
「歩行に着目したリハビリメニューの効果を爆上げする方法」について解説していきます。
当事者に向けての投稿です。
はじめに
改めて、本日は「リハビリ効果を爆上げする方法」について解説します。
この方法は「当たり前のこと」ではありますが、この当たり前のことを生かさずにリハビリを行っている方は非常に多いです。
※ ここから前置きが長くなりますので、不要な方は「3)リハビリ効果を爆上げする方法」からお読みください。
黙々とトレーニングを取り組むことは誰にでも出来ることではありませんし、その努力は必ず報われるべきだと思います。
ただ、脳卒中後遺症は『脳と手足の運動や感覚の神経』にダメージを受けた結果、「歩行障害」と呼ばれる症状が出現します。
筋肉や体力を鍛えるだけでは限界があり、これ以上は良くならいと考える方も少なくないと思います。
※ 詳しい脳卒中後遺症の回復のメカニズムは以下リンクを参照
そんな方々に実践して頂きたい内容なので、難しい内容も含まれていると思いますが、ゆっくりでいいので少しずつ読んでいただけると幸いです。
1)今やってるリハビリの意味って何??
皆さんは、脳卒中後遺症に伴う「歩行障害」に対してどのようなリハビリを取り組んでいますか?
◻︎ ストレッチ
◻︎ 筋トレ
◻︎ 歩く
◻︎ 電気治療
◻︎ エアロバイク など…
人によって様々なメニューを取り組んでいると思いますが、そのメニューを行うときに、その目的について考えながら行なっていますか?
例えば、ブリッジ(両側)の練習で考えてみましょう。
※ ブリッジ:寝た状態で両膝を立ててお尻を上げるトレーニング(リハビリの代表的なメニューのひとつ)
2)「ブリッジ」から考えるリハビリの意味
皆さん、病院で何度も行ったことのあるトレーニングの1つだと思いますが、このメニューを行うことで歩行にどう影響するのか、ご存知ですか?
・・・
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皆さんのイメージは「お尻の筋肉を鍛える/歩くときは麻痺側で支えるとき影響する」かもしれませんが…
本来は以下の効果があります。
つまり、ブリッジは「麻痺側で支えるための準備に必要な筋肉」を鍛える/使う練習になります。
それを踏まえると…
☑︎ メニューで意識すべきポイント(どこに力を入れるのが正解?)を知らない
☑︎ メニューで得られる効果を知らない
☑︎ メニューで使った感覚を歩きに活かせていない
など、
本来、得られる効果や歩行への活かし方を知らないでトレーニングを行っては意味がない可能性があります。
なぜなら、そもそも「そのトレーニングってあなたに必要ないかもしれない」からです。
※ ブリッジ運動の真実が知りたい方は以下リンクを参照
3)リハビリ効果を爆上げする方法
前置きが長くなりましたが、ここで伝えたいのは…
いま、歩きの中での課題もわからない、取り組んでいるリハビリの効果もわからない、取り組んだリハビリを実際の歩きに生かすこともできていない、では『リハビリ効果は半減、もしくは効果がない』可能性が高いです。
リハビリ効果を爆上げするためには…
上記のように『リハビリを実際の動作場面(ここでは歩行)に結びつけて実施する』ことが重要です。
リハビリと実際の動きを別々に考えてリハビリに取り組んでは効果は得られにくいです。
意味のあるリハビリをするためにも…
◻︎ 自分の歩行の課題は?
◻︎ 必要なメニューは?
◻︎ メニューを歩行に生かす為にできることは?
これらの疑問を解決し、目標達成に向けて一緒に頑張りましょう。
本日はここまで。
今月はここをテーマに記事を書いていくので参考にしていただければ幸いです。
終わりに
ここまで、読んで頂きありがとうございます。
最後に、脳卒中後遺症の改善に向けた自主トレメニュー(有料500円)を紹介します。
上記で説明している通り、
「病院でやっていたリハビリ」と「本来回復に必要なリハビリ」
がズレていることが非常に多いです。
よく聞くのが「原因は筋肉」という話。
筋肉トレーニングも必要ですが、よくよく考えると根本的な問題って脳じゃないですか?
だって脳の損傷なんですもん・・・
脳の回復に必要なリハビリしないといけないじゃないですか。
そこをピックアップした自主トレを提供しています。
なぜ自主トレで回復するのか・・・
根本的な問題である脳の問題に対して「脳と手足の神経の繋がりを作るリハビリ」を根源に作った自主トレメニューだからこそ「改善する」がついてきます。
根本的な問題に着目したメニューなら回復も見込めると思いませんか?
今よりも10歩も20歩も先の自分になるためにも、使えるものは何でも利用しましょう。
内容は大きく分けて3つです。
☑︎ 病態、症状の理解
☑︎ 病態、症状の原因
☑︎ 自主トレメニュー
となっています。
病態を理解することで、なぜ自分がこのような状態になり、どこに問題があり、どこを気をつけることでその症状が緩和するのか、図や写真を使いながら分かりやすく解説しています。
全く動かせない方から、症状が軽いけどうまくいかない方まで、必要な機能的要素と脳科学的な知見を併用したメニューになっています。
根本的な問題の解決をテーマに、最高の技術と知識をフル活動させて作った自主トレメニューです。
販売してから既にnote経由を合わせて50件以上、おかげさまで好評を頂いています。
500円で購入できますが、安価で買えるような自主トレメニューではないです。
一人でも多くの方が麻痺のない生活に少しでも戻れるように願いを込めて作りました。
ぜひ、使って見てください。
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