バランスを改善するには感覚も大切!
お疲れ様です。脳リハです。
本日は脳卒中後遺症者向けの投稿です。
内容は…
「研究結果からわかった脳卒中患者のバランス障害における運動感覚の重要性」について、論文の内容を噛み砕いて説明します。
研究での報告結果
この研究では以下のことが報告されています。
☑︎ 体性感覚情報の統合が困難な場合視覚情報に依存した姿勢制御を行う。
→ 足裏の触れている感覚や関節の動かす感覚など、適切に感じることができない場合、バランス不良が増す
☑︎ 上に対して、体性感覚統合障害のリハビリテーションは脳卒中患者のバランスを改善。
→ 自身の感覚に意識を向けたバランス訓練を導入すると、バランス機能に加え、歩行スピードも増加
結果を踏まえて考えること
先行研究から述べられている通り、バランスは筋力や関節だけでなく、感覚の側面も踏まえた訓練が必要なことが分かります。
脳卒中後遺症者の場合、床の感覚や靴下の有無など、環境によってもバランスの影響が見られます。
その為、感覚的な側面も踏まえた訓練が望ましいです。
1人でここを解決するのは難しいですが、筋肉や関節だけではなく、感覚の側面も自主トレに混ぜることができると変化が得られる可能性は大いにあります。
実践しましょう!
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