自宅で出来る尖足のリハビリ
お疲れ様です。脳リハです。
本日は脳卒中後遺症者向けの投稿です。
内容は…
「足関節痙性麻痺(内反尖足)に対しての電気治療の効果」についてお伝えします。
歩きている最中、足首が過剰に床を押し付けるせいで歩きにくくなる痙性麻痺に悩んでいる方が多いと思います。
その治療方法の1つとして、電気を使ったリハビリを説明します。
参考文献は以下です。
治療的電気刺激(TES)
結論から言うと…
『前脛骨筋と呼ばれる足首を上げる筋肉に電気刺激を入れる事で、足首を下げる筋肉の筋緊張の異常を軽減できる』
と、論文には記載されています。
実践する時は、医師に確認をしてから行いましょう。
前脛骨筋の場所は以下参照。
より詳しく知りたい方は下の方に進んで下さい。
内反尖足のメカニズム
簡単に説明すると…
足首を上げる筋と下げる筋の運動神経のバランスが崩れ、脊髄反射から足首の腱が切れない為に、麻痺側に体重を乗せるなどの外部の刺激に対して、無意識に筋肉を縮める反応が出現する現象を内反尖足と呼びます。
より詳しくは以下の記事から参照ください。
その反応のバランスを保つ為には…
「縮まっている筋よりも、縮まる働きが無い足首を上げる筋に電気を流した方が、縮まりやすい下腿後面の筋肉は緩みやすい」
ということです。
ぜひ、実践してみて下さい!
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