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筋肉量を増やす為に出来ること!【ミオスタチンとの関係】
お疲れ様です。脳リハです。
本日は脳卒中後遺症者向けの投稿です。
内容は…
「筋肉減少を抑え、筋力アップの為に出来ること」についてお伝えします。
筋肉を減少させるタンパク質→ミオスタチン
筋肉を減少させるタンパク質として、ミオスタチンという物質があります。
【ミオスタチン】
ミオスタチンは主に骨格筋で合成され、骨格筋の増殖を抑制します。ミオスタチン発現レベルの低下は筋肉量の増加と体脂肪減少、ミオスタチン発現レベル上昇は、筋肉量の減少/消耗をもたらします。
ここで言いたいのは…
☑︎ ミオスタチンが増えると筋肉量が減少
☑︎ ミオスタチンが減ると筋肉量が増加
つまり、このミオスタチンを減らすことができれば、筋肉量を増やしやすくなるのではないかということです。
極端ではありますが…
ミオスタチンを遺伝子組み換えで減少させた結果…
ウィペットというレースドッグにも用いられる俊足の犬種ですが、弊害は一見でお分かりになると思います。
ここまで極端な変化は入りませんが…
ミオスタチンを減らすことで、筋肉を維持/増強するためには重要だとわかります。
次は、ミオスタチンを減らす方法をいくつか説明します。
① 運動
筋トレや有酸素運動をおこなうことで、ミオスタチンが減少したという報告があります。
② ビタミンD
ビタミンDもミオスタチンに関わっていそうです。
筋細胞にビタミンDの処理をおこなうと、IGF-IIとフォリスタチンの発現が増加し、ミオスタチンの発現が減少しました。
フォリスタチンは、ミオスタチンの機能を阻害するのではないかと研究が進んでいるとのことです。
骨折のリスクについても、ビタミンDの摂取から回避することは報告があり、全く関係していないことはなさそうです。
③ クレアチン
クレアチンとは、アミノ酸の一種であり、体内で合成され大部分がクレアチンリン酸として筋肉に存在しています。
クレアチンリン酸は、筋肉が収縮する際にエネルギーとなるATP(アデノシン三リン酸)の再生に利用されます。
クレアチンそのものは筋肉の構成要素とはなりませんが、無酸素運動時のエネルギー供給をサポートすることによって、高強度のトレーニングを可能にします。
まとめ
ミオスタチンを抑制or減少させる為に、運動によって筋肉量を増やすことが重要です。
それをサポートしてくれるのが、ビタミンDやクレアチニンなどの栄養が、より効率よく筋肉量を増やしてくれます。
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