脳科学的な知識と筋骨格系の知識どちらが大切??
脳科学的な知見をもとにリハビリを行う方。
運動療法的な知見をもとにリハビリを行う方。
どちらか一方に偏る方が多い気がします。
脳卒中の場合、「脳の病気だから、脳科学的な知見で臨床に挑まなくてはいけない」と考えることは素晴らしいと思います。
筋骨格系だけに囚われるセラピストが多いのでどんどん学んだ方がいい分野です。
しかし、身体の構造、筋や骨の配列を無視した脳科学的知見だけの介入には限界があると思います。
脳科学的知見からボトムアップで評価を突き詰めていくとなぜか最後に残る問題が筋骨格系になったり(逆も然り)、自費リハの研修でそういったケースをたくさん見てきました。
結論を言うと当然ながらどっちも大切ですよね(笑)
自分の好きな分野の勉強の方が身に入るので、最初うちはモチベーションの高まる方の勉強をした方が今後のためになると思います。
ただ、偏った思考に陥ると泥沼にハマります。
たまに、自分を客観的に見る視点は必ず必要です。
そうしなければ超えられない壁が必ず現れます。
上手くいかなくなった時、患者さんのせいにしていませんか??
その壁を超えるためには、いままで経験したことのない知識を知る必要があります。
ひとつずつ地道に超えていきましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?