About Timotheé Chalamet, ティモシー・シャラメという男について


 まずタイトルに敬称を省いたことは名付けるにあたっての演出であったことを申し上げたい。

 ひとつめの記事の後はこの記事について書こうと決めていた。なぜなら彼こそが私の男神<ミューズ>なのだから。


Timotheé Hal Chalametとは1995年12月27日生まれのアメリカに活動拠点を置く俳優である。名前はティモシーと呼ばれることもあればティモテと呼称されることもしばしば。というのも彼はフランスとアメリカの二重国籍であるのだ。彼はフランス語も嗜む。彼が日本で知られている作品をあげるとすればLuca Guadagnino監督のCall Me By Your Name(君の名前で僕を呼んで)だろう。あとのことはネットが教えてくれると思う。

私もこの作品を通して彼のことを知ることになった。私の言葉では到底彼の魅力について語りつくすことなどできはしない。しかしその端くれくらいは語れるかもしれない。ただじっくりと慎重に言葉を紡いでいきたい。

しかしここで言っておかなければならないのは私の男性の見る目は皆無と他者に言われ続けていること。

CMBYN(Call me by your name)は北イタリアが舞台で実際にその時代にどんなものがあったのか知りはしなかったがそこの時代設定が細やかで衣装や音楽などが美しかった。そこでの彼は17歳という多感な時期の少年を美しくも繊細にそして恭しく演じていた。周りに知られたくないけれどオリヴァーには知ってほしいという感情。でもこの思いは恋なのか、同性に想いを寄せる自分そういう変わりゆく時代の中でも変わらない人の本質。それが絵画のような背景と音楽たちと共に表現されている。彼が恵まれていたのは両親の器の広さだと思う。これ以上続けるとネタバレになりそうなので作品の話はFilmarksにでも。

まあそんなこんなで、彼の彫刻のような顔立ちと儚さに地元の映画館ですっかりやられてしまい今に至ります。

その後の作品で衝撃だったのはBeautiful Boyで成績優秀だった彼が薬物により人生の階段を踏み外してしまいます。その薬物に溺れた少年を演じるために減量も厭わないその役作りへの姿勢でありながらファンサービスも忘れない優しさがまたたまらなく愛おしいのです。

コロナが無ければ去年の今頃私はロンドンに立ち4000Milesという彼が出演する舞台を鑑賞していたはずなんです。。。


ということで今日はこの辺で。


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