超短編小説 041
『拝啓、大好きなシンガーソングライター様へ』
(1Aメロ)
風の温度も分からないくらい
君はもう疲れちゃったんだね
(1Bメロ)
いろんなものと闘って
君は生きてきたんだ
(1A‘メロ)
わたしには何もないと
うつむきながら言ったけれど
(1B’メロ)
僕からすれば君はきっと
全てを持っていると思うよ
(1Cメロ)
涙流して 涙流して
息もできないくらい泣きじゃくって
真っ白になって 眠りについて
次の日の朝に 目を腫らして
笑いながらおはようと言う
君のことを僕は抱きしめたい
(2Aメロ)
ひとりぼっちが板についたと
君は強がって笑うけれど
(2Bメロ)
僕からすれば 僕からすれば
君をひとりぼっちにはさせないよ
(2Cメロ)
夏の雨 秋の風 冬の雪 春の音
となりでいつも教えてあげるよ
泣いていても 笑っていても
君のことを僕は抱きしめたい
永遠に君を抱きしめたい
(終わり)
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突然のメール失礼します。
いい詩が出来たので、適当に曲をつけて歌ってください。
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To : 森山 直太朗
Cc : 石崎 ひゅーい
Date : 2020/4/17, Fri 23:23
Subject : 拝啓、大好きなシンガーソングライター様へ
《最後まで読んで下さり有難うございます。》
僕の行動原理はネガティブなものが多く、だからアウトプットする物も暗いものが多いいです。それでも「いいね」やコメントを頂けるだけで幸せです。力になります。本当に有難うございます。