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《大失敗投資体験記》16年目の真実、僕は投資をやってはいけない人間だった!!

どうもこんばんわ。プラ○マ入谷翔煉()と申します。
突然ですが皆さまは投資はなさっていますか?。
昨今は積み立てNISAやiDeCoなどが登場し、投資に対するハードルが以前より低くなったと感じます。
今日は僕の投資失敗体験談というか、お金を投資で溶かしたというか、溶かすことが投資だと思っていたというか、そんな愚かな投資エピソードついて纏めてみたいと思います。

■株を始めたきっかけ

僕は2005年の大学時代から株式投資を始め、SBI証券がまだイートレード証券時代だった頃から口座を持っていました。
始めたきっかけは当時のバイト先の人が株で儲けていて、君もやったら?と誘われたからでした。
僕は健康面で将来的な不安が多かったので経済的安定を得られたらとの淡い期待から、大体半年くらい勉強して(したつもりになっていて)、20歳の誕生月から株式投資を始めました。


■一喜一憂で本業が疎かになる

2005年というと小泉改造への期待感などから株高で市場が賑わっていました。その1年ほど前から好景気で当時はネット・バイオ株関連株を中心に高値更新の状態でした。
一応自分の中にルールを作り、信用取引はやらない(やれない)、売買のタイミングのルールを明確にし、最初は現物での長期保有を念頭に買い集めていました。そもそも配当や優待に興味がありましたからね。
当時は好況で買えば上がる銘柄ばかりで、バイト代が入ると買い増しという感じでした。
しかし何というか、決めたルール通りになんてきません。人間は値上がりする株価を見て平常心を保てないんですね(僕だけかもしれませんが)。超絶空腹時に目の前に焼肉とかお寿司があったら食べるのは我慢できませんよね。
だから利確をしてしまった。そしてそこから当初の長期保有をやめ、デイトレードをするようになってしまった。
デイトレは楽しい。何しろ当時は好況でしたから。ビギナーズラックとも言いますね。
僕はその頃ドラックストアで時給900円のバイトをしていましたが、数日分の給料が一瞬で手に入る。大学生にとってこんな割りの良いことはありません。
どんどんのめり込んでいきます。大学の講義をさぼって朝9時前からPCの画面に張り付いて離れられません。馬鹿ですね。
しかし2006年の1月になると状況は一変します。世間はライブドア関連のニュースで騒がれ、いわゆるライブドアショックが起きます。
そこで僕は儲けた分は勿論、資本金の半分を目減りさせてしまいます。そんな風にお金を失うと今度は俺の方がショックだからって感じで大学の授業に出れなくなりました。本当に馬鹿ですね。単位も落とし掛けます。


■成功体験が思い込み作る

ライブドアショック後、投資というものが怖くなって全くやらなくなりました。そこでやめておけば本当に良かった…。ですがやめなかったんです。儲かるかも知れないよ、と自分の中の欲が囁くのです。
そこでスケベ心が出て、社会人になって纏まったお金が出来ると入金して国内現物でデイトレードをまたやるようになってしまいます。取り返せるという根拠のない自信があったのかも知れません。


■判断力圧倒的皆無

株で失敗する人は僕のように常に判断を間違えてしまいます。
株式市場ではその後リーマンショックがあり、東日本大震災、市場低迷期からトランプ政権誕生で上昇トレンド、そしてコロナショック、コロナショックからマネーゲームに転じて現在の株高等、様々な出来事がありました。
紆余曲折ある読めない市場の流れにあって最も望ましいのは、低迷した頃に底値で買い集め、上がり始めたころに売り抜けることだと言われています。
しかし判断力のない僕は買う銘柄を間違い、売るタイミングを間違います。
もし僕に賢明な判断力があったら2010年から13年頃の底値で仕込み、2018年か19年に売り抜けるということをしていたでしょう。
しかし入谷にはデイトレの快楽が染み付ていますから、出来高が多く流動性の高い、常に株価が上下に動いているような株にばかり目が行き、そこへ買いを仕掛けて刺さって値上がったら売るというスタイルを変えることが出来ません。
上手く行けば儲かりますが、これは大抵損します。そしてお決まりのパターンへ突入するわけです。


■目先のものに飛び付いた結果高値掴みで塩漬けから損切りへ

そうです。僕が絶望的に株に不向きな性格である所以は、流行りの銘柄に飛び付いて高値で掴んでしまい、長い期間塩漬けになり、すごく下がり切ったところで損切りをしてしまうことです。それにより資産を目減りさせます。
悔しいことに売った瞬間に上昇トレンドを形成し、値上がり始めるなんてこともあります。もうセンスの欠片もありません。やめた方が良い。
さらに僕が株に不向きであるところは、こうした失敗から何も学ばず、同じ失敗パターンを繰り返すところにあります。


■コツコツドカンの正体

同じ失敗パターンを繰り返す途中経過には確かに儲かる時もあります。コツコツ慎重にプラスを積み重ねて良い所まで行った経験もあります。
しかしそれはなんちゃらショックと同じく、突然ドカンと値下がりしてしまうことがあります。そこで狼狽売りの勢力に圧倒され損切のタイミングを逸して結果塩漬けというわけです。何しろ判断力圧倒的皆無ですからね。
そもそも僕のような小口過ぎる個人投資家が株で勝てる確率は限りなく低いのです。
市場を動かすのは数十億も数百億も持っている大金持ちの機関投資家だったり仕手株主だったりします。当然僕はそのおこぼれを貰うにすぎず、最終的に養分なって終わりなのです。
それに気付いて目が覚めたのは最近でした。いやいや、遅すぎるだろお前って話ですよね。


■それで最終結論は?

もうデイトレや株をやめようと思い、口座を解約するつもりでした。
しかし結局、最初に話した積み立てNISAやiDeCo、外国インデックスファンドを毎月少額積み立てることにし、30年先の年金の足しにしようということで落ち着きました。
勿論30年先にどうなるかは分かりません。株価低迷の暗黒時代が100年続くかもしれません。そうなったら積み立てても無意味かも知れませんが、僕がデイトレで儲け続ける確率よりは恐らく低いです。

◇ ◇ ◇

如何だったでしょうか?。愚かすぎて言葉も出ないでしょう?。お金は大事です。皆さんは僕のようにならず賢く資産を守っていってください。
マネーリテラシーの高い方が多い現代、こんなことは常識であり、僕の恥の切り売りなんかは何の役に立たないでしょう。
でも何か思う所があって、堅実に生きるきっかけとなってくれる方が一人でもいたら幸いです。
ではでは!。

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