コロナからの社会復帰
コロナから社会復帰をします。
大袈裟にも聞こえるかもしれませんが、想像以上にコロナが心身に与えた影響は大きかったように思います。そのため、忘れないうちにここにまとめおこうかと思います。
● 感染力の強さ
そもそもですが、感染力の強さに驚きました。
医療職ですから、当然フルPPE(テレビによく出るアレです。ガウン・マスク・手袋・キャップ・フェイスシールド)を装備して完璧な状態で病棟に入ります。
患者さんに直接触れるわけでもなければ、必要以上に会話もないしため感染リスクは飲み屋よりもよっぽど低いのではないかと思っていました。
ところがどっこい、一発で感染しました。
フルで防御していたのに。ひょっとしたらその満身が隙を生んだのかもしれませんが・・・。
なので皆さん、マスクをしていれば大丈夫、手洗いをしっかりしていれば大丈夫。そんなことは在りません。
自分は大丈夫だろう。そんなことも在りません。
これから第8波がやってきます。
必要以上に恐れる必要はないですが、気をつけていきましょう。
● 実際に出た症状
私が体感した症状は以下の通りです。
・38度後半の発熱(三日続きました。)
・喉の違和感
・鼻水、鼻詰まり
・倦怠感
・筋肉痛
主な症状は以上です。
オミクロンは咽頭痛が強く出ると聞いていましたが幸いにも私は咽頭痛はなかったため助かりました。しかし、これらの状態で咽頭痛もあったらたまらない。そんな状態でした。
● 症状よりしんどい隔離の1週間
正直、隔離生活が一番しんどかったといっても良いかもしれません。
活動量が一気に落ちます。
筋力も落ちましたし、体力も落ちました。
今日ようやく数時間座っていても大丈夫なようになりましたが、昨日までは1-2時間起きていると横になって休憩したくなる状態でした。
ウイルスの直接的な症状もあるかと思いますが、コロナに関しては、この隔離期間の長さというものもあるかと思います。
今はその期間も短くなりましたが、2週間の隔離を考えるとゾッとします。
基本は布団での生活。起きるのはご飯の時くらい。
ちょっと起きると疲れて仮眠。気づくと1-2時間寝ている。
なんて状態でした。
● 後遺症
10人に1人が後遺症に苦しんでいると言われていますね。
私も、集中力が低下している感じはしています。
ただこれが後遺症なのか、一時的なものなのかは、これから仕事に戻ってみて出ないとわからないです。
味覚もすっきりしない感じがしますが、鼻水の症状もあるためこちらもいろいろな条件が外れた後にどうかと思っています。
倦怠感に関しても、人それぞれではありますが、後遺症で苦しまれている方の倦怠感をみると、「シャワーを持つことも思い」「疲れるとそのまま2-3日寝込んでしまう」といったレベルなので、私の場合は臥床生活が続いたことによる体力低下かと思っています。
● 明日から仕事復帰
明日から仕事復帰です。
いきなりフルタイムですが、大丈夫なのかなと思いつつ、、、。
まあ1週間も休んで迷惑をかけたので、やれる範囲でぼちぼち進めていこうと思います。
仕事をしていく中で今回の影響として見えてくるものもあるかもしれませんしね。
● イメージしていたよりもダメージが大きい
コロナ禍に入って3年が経ち徐々にコロナに対する危険意識も薄まってきているかと思います。(医療機関はそんなことないですが、、、)
私は後遺症の怖さも感じながら、感染対策も気をつけていましたがそれでも今回感染しました。
幸いにも症状は軽症でしたが、すごく重みのある1週間でしたし、しんどい1週間でした。そして、しんどいのは自分だけでなく介抱する家族もです。
妻と子供にはだいぶ迷惑をかけてしまいました。
自分達も感染してしまうのではという不安もあったと思うし、その中で、自宅内の消毒、ご飯の準備、子供の世話まで全て完璧にこなしてくれた妻には感謝しかありません。
● 健康が全て
そして、やはり人は健康が全て。そう思いました。やりたいことがあってもそれをやれる元気がないとできません。そもそも元気でないとなにかをやろうという気持ちすら起きません。
そのことを今回改めて感じました。
何をするにも健康が一番大事。
体は資本です。
とても良い学びになりました。
それでは明日からまた頑張りたいと思います。
Naoki
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