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今日も読書記録をしていきます。

今日は樺沢紫苑先生の書かれた、「神・時間術」です。
すでに読まれたことのある方もいるかもしれませんが、私が感銘を受けた部分と、実際に試してよかった点をまとめていきたいと思います。

◯ 時間の使い方の本である

 この本は、時間の使い方に関する本です。
「もっと効率よく仕事を終わらせたい」「毎日忙しくて、自分の好きなことをする時間がない」「もっと時間をうまく使いたい」などと感じている人も多くいるかと思います。
 私もその1人で、今もどうしたら効率よく時間を使うことができるかを色々と試しながら過ごしています。

◯ 印象的だった内容

✅「集中力を高める」これは無理がある

巷では、集中力を高めるための様々な本が出ています。
しかし、実際は集中力は意図的に高めるのは難しいのではと思います。
本の中でも、「集中力を高めるのはやめなさい」と目次で言っておきながら、「いきなり第一章が、集中力の高めかた」と来るので、矛盾を感じましたが読んでみたら納得でした。

集中は高めるのではなく、自分の集中時間を理解した上で限りある資源をどのように使うかが書かれていました。

★「15.45.90の法則」
人間の集中力には限りがあり、15分・45分・90分とされています。
学校の授業などをイメージすると確かに45分や90分でしたね。
そのため、作業内容に応じて休憩時間のタイミングを変えていくと良いと書かれていました。

★環境調整(雑念の排除)
 そして、集中力の維持に欠かせないのが、環境調整による雑念の排除です。
 雑念には、「物・思考・人」があります。
まずはデスクの上を使う物以外は片付けます。
 そして、何か考え事ややらなければいけないタスクがたくさんある時には、紙に全てを書き出します。
 そして、本当に集中したい時にはひとりになれる環境を選んで作業します。

一度切れた集中力はすぐには戻らないので気をつけたいところですね。

✅仕事術

この本には様々な仕事術も紹介されています。
私が試してみてよかったものを3点ほど紹介します。

1. ストップウォッチ仕事術
 これは、作業開始とともにストップウォッチで時間を図る方法です。
忙しなく感じる人もいるかもしれないですが、時間を図ることでグッと集中状態に入ることができます。
 同じ作業で何度か繰り返していくと、おおよそその作業にかかる時間がわかるため、仕事の順番なども組み立てやすくなります。

2. ケツカッチン仕事術
 これは、残業が続いてしまう時に有効です。
 時間だけを意識して、「〇〇時までには帰ろう」と意識しても中々帰ることができませんが、予定を組んでしまうと意外と帰ることができます。
 というか帰らざるを得ない状況になります。笑

3. 今でしょ仕事術
 これには2つあり、一つ目は「2分判断術」で目の前のタスクが2分以内に解決できることかを考えます。できるのであればその場で片付けてしまいます。難しいのであれば、期日を明確にしてtodoリスト行きです。
 もう一つは、「30秒決断術」です。何か判断に迷うときは、30秒考えても60分考えても同じだということを認識して、今考えている判断を下すことです。
 これは研究でも証明されているようです。

以上になります。

このようにして、時間を効率的に使い、自分のために使える時間を増やします。
 そして増えた時間は、本業以外のスキルを伸ばすか、趣味などに使います。
 そうすることで豊かな人生になっていくと思います。

私もまだまだ時間の使い方は甘々ですが、少しずつ自分を律してより良い人生になるようにしていきたいと思います。

それでは!!


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