投資家みたいに生きろ
今日は、この本をご紹介です。
タイトル通りですが、「投資家みたいに生きろ」です。
藤野英人さんが2019年に書かれた本ですね。
いつも通り私の印象に残った部分をまとめていきたいと思います。
✅ どんな本か
この本は、投資家になれ!といった本ではありません。
投資家のような思考やスタイルを身につけるための方法が書かれた本です。
人生100年時代、働き方や生き方について色々と叫ばれています。
この本ではサラリーマン気質から抜け出すための思考と習慣の新しいスタイルを提唱しています。
本の中では、この人生100年時代を生き抜くためには、①長く働く②収入の一部を投資に回す③若いうちにたくさん稼ぐ④支出を抑えるしかないと述べられています。
人間が生きていくために必要なのは、自助・共助・公助でありますが、基本的には自助が大切で、自分の人生は自分で自立していくといった考え方が大切です。
私の印象に残った部分を「思考」と「習慣」の二つに分けてまとめていきます。
✅ 思考
思考で、紹介されていたのは「主体性・時間・お金・決断・運」の五つでした。
中でも私も大切だと感じている、「主体性」です。
本の中では、10億円の思考実験がありました。
◯ 10億円の思考実験
もし、10億円あったら何がしたいですか??
10億円あれば生活には困りません。そのため、生活のために働くことから離れて、本当に何をしたいのかが見えてきます。
この時に出てくる「誰と何をしたいのか」が大切です。でも意外とそれってお金がなくてもできるかもしれません。日々の忙しさに甘えて、やっていないだけかもしれません。
自分の本音と向き合うことが大切なのではないでしょうか。そう感じました。
このほかにも、時間の使い方や、支払いの自覚、決断は好き嫌いを大事にしてなど、さまざまなことが紹介されています。
そして、思考が変わると「行動」が変わります。
行動が変わるということは、時間やお金の使い方が変わります。
10億円の思考実験。皆さんも自分に問いかけてみてください。
✅ 習慣
習慣では、自立するための思考を習慣にしていく必要性を説いています。
習慣で大切なのは以下の3つでした。
1. お金をかけなくてもいい
2. 三日坊主上等
3. プロセスを楽しむ です。
投資することに必ずしもお金は必要ではありません。
自分の気持ちに賛同してくれる仲間がいれば、それだけで形になることもあります。「お金がたまったらでは遅いかもしれません。。。」
三日坊主でも構いません。人は何かを始めたりお金をかけたりすると、サンクコスト(元を取ろうとする心理)が働きます。
サンスコストに囚われてしまうと、そのものの価値がわからなくなってしまうことがあります。常に今で判断したいものです。
プロセスを楽しむでは、勉強する過程そのものを楽しんでしまうことです。その状態が最強です。そうすることで学習効果も高まります。
◯ アンテナをたてて日常を過ごす
そのほかには、情報は自分か取りに行く必要があります。
コンビニには、今の時代の流れがわかるものがたくさんあります。ネーミング、ロゴ、デザイン、色などです。
常に新たしい情報を求めていきましょう。
◯ 長い人生で、必要な資産を増やす
年代を超えた繋がり(趣味など)は重要で、趣味での繋がりは関係をフラットにするため、年代を超えてつながることができます。
年上から可愛がられて、期待されるのは非常に大切なことです。
◯ 自己紹介や、自分磨きも大切にしましょう
自己紹介では、30秒で自分の好きを伝えられるようにイメージしましょう。そうすることで自分への印象も変わります。
また、自分の所持しているものなどは、物自体ではなく、「ストーリー」を意識したいところです。購入した時には、何かしらの背景があったはずです。どこが気に入ったのか、どういう時に買ったのか、そういったストーリー性を伝えることで印象が変わります。
✅ 主体的であること
やはり最後はこれに尽きると思います。
自分の人生ですから、自分でコントロールしたいですね。
そのためには、自分が何を好きで、何をしたいのか。
そのために、何を選択して何を捨てるのか。
何を大事にするのか。
そういった一つ一つのことを丁寧に行って、自分だけの人生を彩あるものにしていきたいと私も思いました。
ご興味を持たれた方はぜひ買って読んでみてください。
それでは!!
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