知らなかったおっぱいの活用方法。


子供を産んでわかった。

こんなにも毎日おっぱいを酷使することになるとは。


寝ても覚めてもおっぱいを吸われ、

いよいよ断乳できた、と思ったのも束の間で

眠い時や不安な時、機嫌が悪い時

長男は私のおっぱいを掴んで離さない。

サワサワ、、、と優しく触られたところで

邪魔くさいことには変わりはなく

辞めていただけますか、と伝えて辞めてくれるような年頃でもない。


真の意味でおっぱい離れができない長男を抱えながら


次男が生まれた。

おっぱいが必要な人員が一人増え、私のおっぱいは年中無休で対応に追われている。


もしかしたら過剰労働で内心怒り心頭かもしれない。


私はそもそも元はと言えばガリガリの貧乳だったので

おっぱいというものは

貧乳だよねと冷やかされたりする程度のものであり

全くもって必要性を感じるものではなかった。

必要性すら感じていなかったおっぱいが

今や子どもたちにとっての命の綱となり

時には精神安定剤にもなっている。

人生いつスポットライトを浴びるかなんて、

本当にわからないものだ。

いまのおっぱいを貧乳だと騒ぎ立てる奴がいようものなら

私はこのおっぱいで子供2人を育てましたが何か文句ありますか

と言い返しせてしまうだろう。

おっぱいに人生があるのなら、今まさに人生のピークを迎えているはずだ。


おっぱいの役目が終わり、
おっぱいが死を迎えることがあるとするならば、このおっぱい過剰労働時代を思い出して、
大変だったけど幸せだった時代を噛み締め
泣いてしまうのではなかろうか。

誠に勝手ながら、
そんな気がしている。

今日はおっぱいの気持ちを代弁したいなと。

そう思っただけ。

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