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社長通信Vol.61 スノーピーク山井会長に褒められた三星社員とは?

三星グループの皆さん、2022年は良いスタートを切れたでしょうか?1月は、これまで進めてきた取り組みが評価されて、新聞やテレビの取材が立て続けに入りました。スタッフの皆さんがしっかりと協力してくれたおかげで良いPRになると思います。ありがとうございました。

また、コロナ関連ではオミクロン株が急拡大しており、身近なところでも感染する人が増えてきました。ワクチン接種している人は比較的軽症で済むようですが、油断は禁物です。まん防の発令に伴い、グループ内でのコロナ対策も再度強化しました。職場内感染の防止も含めて、みんなで対応していきましょう!(感染した人に対する配慮もお忘れなく!)

スノーピーク山井会長に褒められた社員とは?

何気ない動きや態度に、気持ちは表れる

大人気のアウトドア・ブランド「スノーピーク」、皆さんも目にしたり、聞いたことがあるのではないでしょうか?

先日、名古屋で開催されるイベントに合わせて、そのスノーピークの山井太会長が三星グループに来てくださいました!

<エントランスで三星ピース>
<からの、テントサウナで熱波でお出迎え>
<サウナ後は、地下130メートルの天然水で汗を流す>
<一瞬冷たいけれど…>
<1月半ばでも、2人ともこの表情w>
<羊の森に生えている完熟甘夏サイダーで乾杯>
<スノーピークの焚き火台で岐阜産ソーセージを炙る>
<東海中部の若手経営者とパチリ>

サ庭でテントサウナ体験もしていただいたんですが、山井会長にドリンクやタオルをお渡しする際に、三星毛糸の杉山さんが毎回走って対応してくれていました。

それを見た山井会長から「あそこで走れる社員はなかなかいないよ!三星には良い社員さんがいるね。」とお褒めの言葉をいただきました。

自分が褒められるより嬉しいことがあるんだな…本当にそう思いました。

普段から、お互いに、気持ちが表れた仕事をしよう

今はコロナで少し減っていますが、三星毛糸にせよ、三星ケミカルにせよ、お客様にご来社いただくことがありますよね。

その際、皆さんが
・明るく元気に挨拶するか?
・キビキビと動いているか?
・丁寧に作業しているか?
そんな何気ない動きから、お客様は「この会社は信頼できるかどうか」や「この会社に仕事を依頼して良いか」を敏感に感じ取っているのだと思います。

こういう何気ない動きや態度は、お客様が来社された時だけ気をつければ、簡単にできるものでしょうか?
→ふっと出てしまうものですから、普段から意識付けをしないと、無理ですよね。
こういう何気ない動きや態度って、自分ひとりで気づいて、自分ひとりで改善できるものでしょうか?
→何気ない動きの癖は、自分では気づいていないことがほとんど。周りの人が気づいた時に話してあげないと正直難しいと思います。
また、このような「気持ちが表れた仕事」って、お客様に対してだけにすれば良いのでしょうか?
→同僚や上司/部下に対してもやった方が良いですよね。だって、自分がそうされたら嬉しいですもんね。

上記のように考えると、普段から、お互いに、気持ちが表れた仕事をする意味合いが理解できると思います。

これは、営業や品管など、日常的にお客様と接している人たちだけの話ではなく、社員全員に当てはまる話です。ぜひチーム内でも話し合ってみてもらえたら嬉しいです。

三星グループにおける寄付のあり方を考えてみる

初のチャリティーキャンペーン「あなたのぬくもりを だれかのぬくもりに」

寒い季節が続きますね。今年は、岐阜羽島も例年より少し雪が多いように感じます。

そんな中、自社ブランド「MITSUBOSHI 1887」では、初のチャリティーキャンペーン「あなたのぬくもりを だれかのぬくもりに」を実施しました。

詳しくはこちらのサイトを見て欲しいのですが、超シンプルに言うと「期間中にMITSUBOSHI 1887の製品を買っていただくと、売上収益の一部をホームレス支援団体に寄付する」というものです。
*1/31までなので、現在は終了しています。

寄付云々ではなく、三星グループの皆さんにも、こうい活動があるんだということを知って欲しいので、ミツラジというポッドキャストだけでも聴いてみて貰えると嬉しいです!

あなたからの「こんな寄付したい」をいつでも募集しています。

私が三星グループに戻ってから行った寄付を振り返ると、

  • 東日本大震災の際に、社員の皆さんから寄付を募り、同額を会社から上乗せして寄付

  • 東日本大震災の一年後、ラグラックス信和さん/富文毛織さんと連携して、一周忌に間に合うよう礼服を被災地に寄付

  • 地域貢献(花火大会や駅前イルミネーション、神社への寄進/奉納など)の継続

  • LGBTを含めた全ての子どもが、ありのままの自分で大人になれるようサポートをしている団体に寄付

  • 社内にあるチェリオのレインボー自販機で飲み物を買うと、売上の一部がLGBTQ支援団体へ寄付される仕組みを導入

  • 自宅が火事になってしまった従業員の方に、社員の皆さんから寄付を募り、会社からの支援金も上乗せして給付

などがあります。

別にこれは「うちの会社、良いことやってるんだぞ〜」とひけらかしたいわけではありません。社員の皆さんに自分たちの実態を知ってもらいたいのです。そして、気づいて欲しいのです…民間企業なんだから、寄付先も自由だってことに。(もちろん、寄付できるくらい稼がなければならないわけですが。)

きっと皆さんも、様々な社会課題に興味関心を持っていると思います。中にはボランティアなど、何か行動に移している人もいるでしょう。そういう団体に僕らの会社が寄付したって良いんじゃないかな、と考えています。

いきなり「寄付してください!」は言いづらいかもしれませんので、あなたからの「こんな活動ありますよ」という連絡、お待ちしていますね。

長めのあとがき:元総理大臣からも信頼された悦次前会長の思い出

元総理大臣の海部俊樹さんがお亡くなりになったそうです。僕より若い人はあまり知らないと思いますが、この地域の偉大なリーダーのご冥福をお祈りしております。

ところで、海部元総理と三星グループはご縁があり、なんと私の披露宴にも来ていただいたのでした!「新郎のことはあまり良く知りませんが、お祖父様はとても素晴らしい方でした。」というスピーチは逆に心に残っています(笑)

その時はあまり何も感じなかったのですが、今思うと、孫の結婚披露宴でエピソードが紹介されるのって、おじいちゃん冥利に尽きるなぁ、と。

ということで、私の祖父にあたり、三星グループの中興の祖である「悦次前会長」のことを、直接知る三星グループ社員お二人に聴いてみました。

私が入社した時、今の和夫会長はまだ専務で、悦次前会長が社長でした。

見た感じは背が高く、ぎょろっとした目つきが近寄りがたい印象でしたが、一度すれ違った時に声を掛けていただき、所属場所や仕事内容を聞かれ、最後に「頑張ってください」と言っていただいたことが思い出です。

また、当時、トレンチコートやチェスターコートなどに使われる生地は綿素材が多かったのですが、悦次前会長の提案で作成したsilk/woolのコート地がロングセラーになったのも記憶に残っています。経糸2/80wool、緯糸2/240silkを使用し、三星染整で整理をしていました。

経密度がかなり込んでいて技術の有る機屋しか織ることが出来なく、生産担当者は苦労していた覚えが有りますが、三星毛糸を代表する生地の一つだと思います。まだ少しだけ生地があるので、今度お見せします!
三星毛糸・長谷川マネージャー
寡黙でしたが、口癖は「整理整頓」で、とてもきれい好きな方でした。工場が少しでも汚れていると叱られるので、工場長から「悦次前会長が現場視察に来る際は前もって教えて!」と総務に電話が掛かってくることもありましたね。

また、私が入社したばかりの頃ですが、営業の事務所のふちっこに悦次前会長が座っていらっしゃって、そこに営業マンが一人ずつ順番に呼ばれて色々な話をするというのを見たことがありました。みんなの前で叱られちゃう人もいて「あぁ、厳しいなぁ〜」と感じました。でも、優しいところもあって、私が胃が強くないのを知って温かい飲み物を勧めて下さるなど、社員への心配りも常に忘れていなかった印象です。

晩年は事務所ではなく、ガーデン(三星グループが経営していたテニスクラブ)にいることが多く、そこで当時の和夫社長とよくお話しされていたのを覚えています。

あと、釣りが趣味で、福井によく行ってらっしゃいました。戻られると、ご家族や社員に釣果をお土産に渡してくださいました。私もお魚をいただいて…ありがたかったです(笑)
三星毛糸・橋本さん

以前、和夫会長から聴いたエピソードはこちらの記事(先々代の教えを先代から聴く)にまとめてありますので、興味ある人は読んでみてくださいね。

おまけ

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