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社長通信Vol.81 「ワクワク生きよう」に込めた想い

社長通信にようこそ!

この社長通信は三星グループ代表の岩田真吾が月一で書く「オープン社内報」です。

社員向けに書いていますが、いつか仲間になってくれるあなたや、お取引先や地域の方々など一緒に価値を生み出す全ての人に向けて発信しています。

ビッグモーターやジャニーズなど企業の不祥事について目にする中で、改めて「会社経営には大切にする価値観(行動指針/バリュー)が重要」と感じました。

今回の社長通信では、2017年に「三星グループの大切にすること / Mitsuboshi Value」として設定した
・プロフェッショナルとして働こう
・チームワークを大切にしよう
・ワクワク生きよう
の内、「ワクワク生きよう」について、少し詳しく書きたいと思います。

★ワクワク生きよう / Live Creativly

変化に対して前向きに、創意工夫して、新しいことにチャレンジしていこう。

「ワクワク生きよう」と言うと、「楽しく生きよう」だと勘違いされることが時々あります。でも、ちょっと違うんです。

例えば、「楽しく」だと
・新しいことに挑戦しない安定した人生の方が楽しい
・人任せにした方が責任がなくて楽しい
という生き方でもOKになってしまいますよね。

でも、「ワクワク」は楽しいだけでは手に入りません。必ず未知への挑戦と主体性が必要になります。

変化の激しい現代において、変化を拒絶しても自分が苦しくなるだけです。「楽しいから笑うんじゃない。笑うから楽しくなるんだ。」という言葉もあるように、私たちの受け取り方次第で状況は変わります。変化はチャンスだと前向きに捉えていきましょう!

難しい問題があってもごまかさず、胸を張ってオープンな姿勢で向き合おう。

また、これまで多くの事例を見てきた中で「不正を働く人にも彼/彼女なりの理由(言い訳)がある」場合が多いと感じています。

もちろん根っからの悪人もこの世にはいると思いますが、それよりも「納期を間に合わせないとお客さんに迷惑掛けるから、品質基準はちょっと緩めにしよう」とか「同僚のうっかりミスを公表するとかわいそうだから隠しておいてあげるか」など、勘違いした優しさが原因だったりします。
*三星グループの具体的事例というわけではありませんので…念のため。

難しい問題を前にして、ギリギリのところでダークサイドに落ちるか、踏みとどまることができるかは紙一重とも言えます。

ただ、どんな理由があっても、一度でも不正を働くと、もうワクワク生きることはできません。心に刺さったトゲは抜けないのです。

仕事は大事です。しかし、仕事が理由でワクワク生きられなくなってしまうのは悲しすぎます。世間にオープンに言えないようなことは、絶対にしないようにしましょう。

人生は一度切り。仕事も家庭も友情も大切にし、誠実に生きよう。

新しい仕事へのチャレンジは、もちろん楽しいことばかりではありません。思うように進まなかったり、人に裏切られたと感じたり…辛い状況になることもあります。そんな時、家族や友人に支えてもらえたら、もう一踏ん張り頑張れますよね。

逆にプライベートが大変な時に、会社がサポートできることもあると思います。例えば介護や育児などどうしても時間が必要なタイミングで時短勤務を選べるなどです。「仕事と私(家庭)どっちが大事?」…こんな質問をされることがあったら「どちらも大事!」と胸を張って答えましょう。

人生はみんな等しく一度切りです。一分一秒が誰にとっても貴重な時間。せっかくだからできるだけ多くワクワクで満たしていきましょう。

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誠実に言えば、三星グループもワクワク100%とは言えません。まだまだ足りない部分がたくさんあります。私たち一人一人が折に触れてこの行動指針を思い出し、日々実践することで、もっともっと良い会社にしていけると信じています!

ソーシャルタキビコ with グラミン日本を開催しました!

タキビコでは「アトツギ(老舗企業)とスタートアップ(新興企業)のクロッシング」と共に、ソーシャル(社会性)とビジネス(経済性)のクロッシングも進めています。

7月のキックオフ後のソーシャルタキビコ第一弾として、ノーベル平和賞を受賞したグラミンバンクの日本支社「グラミン日本」とコラボイベントを9/11に開催しました!

初参加者向けに工場見学
百野代表と日本の貧困についてクロストーク
個人/会社に何ができるかワークショップ
参加者全員で三星ピース!

女性起業家をマイクロファイナンスという手法を使って支援するグラミン日本…三星グループの創業者「岩田志ま」も女性起業家ですし、今後も連携していければと思います。

企画から当日の運営まで、リーダーシップを発揮してくれた中村Jさん、ベンチャー出向プログラム1年間お疲れ様でした!!小野薬品に帰った後も、想いの火を灯し続けてね🔥

Jさんの恩師・吉田先生と一緒にパチリ

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