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社長通信Vol. 76 「打席に立つこと」が幸せに繋がる

社長通信とは三星グループ代表の岩田真吾が月一で書く「オープン社内報」です。社員向けに書いていますが、いつか仲間になってくれるかもしれない採用候補の方や、お取引先様や地域の方々など一緒に価値を生み出すステークホルダー全員に向けて発信しています。

三星グループの皆さん、いつもお仕事ありがとうございます。

ちょうど1年前に新規事業であるベンチャー×アトツギ共創基地TAKIBI & Co. 【タキビコ】の実証実験をスタートしました。

現在オフィス改装真っ只中です。7/7(金)のグランドオープンに向けて、頑張っていきましょう!楽しみ♪

ここに新しいコワーケーションスペースが!

三星毛糸に新たな仲間が加わりました

大阪芸大を経て川島テキスタイルスクールで生地作りを学んだ若者が三星毛糸のテキスタイル事業部に入社してくれました!

なんと!きっかけはひつじサミット尾州での工場見学とのこと…地道な活動がこのように「担い手育成」に繋がって嬉しいです。

繊維の道は長く険しいですが、共に育っていければと思います。

入社初日にオリスタにて

金城学院大学で講義をしてきました

名古屋の名門女子校金城学院大学でゲスト講師を務めてきました。「国際ビジネス事情」という講義なので、三星毛糸の海外展開や世界的に問題となっているファッションビジネスのサステナビリティについてお話してきました。

最後の20〜30分は質疑応答タイムだったのですが、「とてもバイタリティに溢れていますが、どこまでいったら自分は満足すると思いますか?」や「これまでの人生で大変だったことは何ですか?どう乗り越えてきましたか?」などなど挙手が止まらない!さらに授業後には起業したいと相談に来た学生さんもいて、名古屋女子の優秀さと勢いを感じました。

昨年も1名、金城大学からひつじサミット尾州にインターンが来てくれました。今年も何人か興味あると連絡をくれているので、Z世代アンバサダーとして活躍してくれたら嬉しいなと思います。

100人の女子大生とひつじポーズでパチリ

北海道の羊牧場へ視察に行ってきました

Japan Wool Projectの方に誘われて、ひつじサミット尾州の仲間と一緒に、北海道の羊牧場へ視察に行ってきました。

キュートな仔羊のおしり

食品以外だと、私たちは普段製品になった物しか触れる機会がほとんどないのが現実です。ウールの衣服も、その前に生地があり、糸があり、原毛があり、羊がいます。頭ではわかっていますが、それをリアルに実感できる貴重な体験でした。

お腹だけ先に刈り取ります

一方で、羊飼いの皆さんも私たちテキスタイルメーカーのことを知る機会はあまりないそうです。お返しと言うわけではありませんが、今年の10/28(土)〜10/29(日)のひつじサミット尾州で、羊飼いさん達向けのツアーを企画しようと思います。お楽しみに!

羊飼いやウール女子の皆さんとパチリ

あと、尾州の若手アトツギのみんなと、夜通し尾州産地の未来や会社経営、事業承継の難しさについて語り合えたのも良い機会となりました。さぁ、みんなで頑張っていこう!

コテージでサッポロクラシック!

コラム:「打席に立つこと」が幸せに繋がる

Vol.73のコラム:「アイディアの作り方」とリーダーシップの関係性でも取り上げたほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)で、良い文章にまた出会ってしまったので、ぜひ紹介させてください!

「とにかく打席に立つんだよ」と、何度言ったことだろう。これの続編として言ったのは、「打席に立ててることを当たり前と思ってはいけない」だ。たいていのことは、打席に立つことで覚える。難しそうな練習問題をいくら解いても、打席に立って、実際に打てることにはかなわない。

じぶんが必要とされている仕事がある。あるいは、やってみたくてやっている仕事がある。手伝ってもじゃまにされない仕事がある。人によろこばれる仕事がある。これは、これだけでも幸せなことだと、ぼくは思っている。「打席に立つ」とはこんな小さそうなことでもある。

子どもがくれるプレゼントに「肩たたき券」だとか、「おつかい券」というものがある。いまでもあるのだろうか、あるだろうな。「ああ気持ちいい」とか「ありがとう」というお礼が、じぶんが必要とされていることを教えてくれる。これも思えば「打席に立つ」ことのはじまりだ。

ちょっとお話かわっていう感じになるのだけれど。

先日、「幸せに生きる術を知っている人」というのは、「骨惜しみしていない」という共通点がある、と書いた。人はだいたいは「骨惜しみする」ものである。めんどくさいとか、だれかがやるからいいやとか、「ほんとうはあったほうがいい」ものを忘れようとする。しかし、「骨惜しみしない人」は、「じゃ、おれ買ってくる」とか言ってもう駆け出している。めんどくさいけれど、やったほうがいいこととは、つまりそこに「打席ができている」という意味なのだ。

「骨惜しみしない人」というのは、その打席に立つのだ。そして、その打席に立てることを、たのしんでいるのだ。ほとんどのめんどくさがりの人にとっては、ずいぶんと「ありがたい人」であり、「こうありたい未来を実現してくれる人」なのである。そんなの、だれだって好きになるに決まってる。そういう人の願いを叶えてあげたくもなるだろう。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。「ほぼ日」にはいくらでも打席がある。それだけは言える。

2023/1/21 今日のダーリン

僕も、信頼する友人からの依頼やお誘いに対しては「はい」か”YES”で応えることにしています。人からの頼まれごとは、自分では気づいていない未知の自分を発見するチャンスです。そして、その打席で少しでも役にたつことで、次の「打席」が用意され、成長のスパイラルが回っていくと実感しています。

また、後半の「骨惜しみをしない人 = ありがたい人 = 願いを叶えてあげたい人」というところを読んだ時、三星グループのメンバー何人かの顔が浮かびました。やらなければならない仕事に対して嫌な顔をせずにパッと取り組んでくれる貴方…いつも本当にありがとう。

三星グループには「良い打席」がたくさんある…そういう会社になれるように私もリーダーとして頑張っていきます!

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