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社長通信Vol.80 応援のすゝめ

社長通信にようこそ!

この社長通信は三星グループ代表の岩田真吾が月一で書く「オープン社内報」です。

社員向けに書いていますが、いつか仲間になってくれるあなたや、お取引先や地域の方々など一緒に価値を生み出す全ての人に向けて発信しています。

慶応高校野球部が107年ぶりに甲子園で優勝しましたね!ご縁があって決勝戦のチケットが手に入ったので、諸々調整して現地で観戦することができました。(調整してくれた皆さん、ありがとうございました。)

名古屋三田会メンバーと

ニュースでも話題になりましたが、慶応の応援パワーは本当に凄かったです。森林監督も「実力プラスアルファのものが出せた」と仰ってましたが、確かにそうだな、と私も実感しました。

翻って会社はどうでしょうか?「自分は応援されている」と感じることはあるでしょうか?あまりないのが正直なところだと思います。

いきなり応援歌を歌うわけにはいきませんが、社員同士で声を掛け合い、応援し合う…そんなチームになれたら、実力プラスアルファが出せるはず。まずは私から、皆さんに声がけして、どんどん応援していければと思っています!

多摩美術大学からインターン生を受け入れました

お世話になっているデザイナーさんから依頼いただき、多摩美術大学の学生さんを1週間の短期インターンシップとして迎え入れました。

最終日にもらった振り返りメールがとても素敵だったので、本人の了承も得て、シェアします。

今回のインターンを通して学んだ事はたくさんあり、正直一つにまとめるのが難しい。

だが、一つに絞るとしたら、「繋がり」を1番実感した。普段私たちの着ている服には、想像以上にいろんな人が関わっている。布になるまでには私も知らない工程がたくさんあって、その工程に関わっている人たちは必死に取り組んでいた。工程の中でもさらにタイプがあって例えば、織屋さんの中でも衣装糸を多く使うところや、無地の布を多く織るところなど、さまざまだ。また、スーツ地を多く取り扱う整理工場や衣装糸などが多く入った生地を取り扱うところなどもある。そこで作業現場や作られた物を見るとなんとなく人柄やタイプが見えるような気がした。それを一つの個性としてとらえた時、その個性が繋がれて、集まって出来たものが布だと考えると布に対しての価値観や見え方が一気に変わった。

色々な人がいて、自分には出来ないことができる人を見ると羨ましく思う。だが、それは自分が思うだけじゃなく、自分だって思われている。だからもし自分に何かの能力がないと考えてしまうなら、もう既に自分は気づいていないかもしれないが何かしらの特技のような能力があって、考える必要なんて全くないと思った。みんな個性がある。だから、人との「繋がり」はとても大事なものだと感じた。

この一週間たくさんの、知識と考え方を教わった。実際に自分の目で見て感じて、肌で覚えたものは忘れられない。私の未来への考え方が大きく変わりました。

貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

まだ就活のタイミングではないですが、彼女は将来きっと何かしらクリエイティブな世界で活躍すると思います。三星での経験がその一助になれば嬉しいし、一緒にものづくりする未来を楽しみにしています。

エントランスでパチリ

神山まるごと高専のサマースクールで、チームとグループの違いについて熱く語ってきました

私が応援している神山まるごと高専で、入学を希望する中学生向けのサマースクールの先生をやってきました。

神山まるごと高専については、こちらの過去記事も↓
社長通信Vol.72 調和、知恵、勇気、勝利…今年はNAVY 2023
社長通信Vol.77 教えることを通して学ぶ

その中で、中学生が4人一組になって考えたビジネスプランについて、起業家がフィードバックをするという時間がありました。

私はビジネスプランそのものを聞く前に
- みんなはチームとグループの違いってわかるかな?
と問いました。

「う〜ん…チームには共通の目的があるけど、グループにはありません。」

- そうだね、他には?

「チームには役割分担があるけど、グループは単に集まっているだけだと思います。」

- 良い視点だね。じゃあ、チームとグループ、どちらが強いと思う?

「もちろん、チームの方が強いと思います。」

- とすると、みんなもチームになりたいよね。どうしたらチームになれるかな?

「ビジネスプランを話し合う前に、目標が何なのかを話し合う必要があるかも…」
「そもそもお互いのことをもっと知らないと、役割分担できないよね。」
「得意なことはもちろんだけど、苦手なことも話し合った方が良いかも」

- 素晴らしいことに気づいたね。もちろん良いビジネスプランを作ることも大事だけど、みんなにはこのサマースクールを通して、チームで働くことの価値を知って欲しいし、一生の友だちを作ることを目的の一つにして欲しいな!

私がアドバイスしたチームがベストプレゼンに選ばれたと聞いた時は嬉しかったなぁ。

この「チームとグループの違い」について意識することは、実際に仕事をする上でもとても重要だと思います。改めて、自分たちはちゃんとチームになれているか、会社内でも問い直してみましょう。

最初に講義!
中学生も真剣!

コラム:歳は取るものじゃなく、食らうもの

42歳になりました!まだまだ若いつもりですが、それなりに大人の責任も感じる年ごろ…

と思っていたんですが、セレクトショップ大手のビームス設楽社長が67歳の誕生日にSNSで発信していた言葉がグサっと胸に刺さりました。

67歳になりました。

年をとると決まって人はシブくなるもの、そこはやせ我慢してもトッポくいたい。軽薄と言われることに耐えられる強靭さは担保している。
まわりに笑ってもらえるようになってヒトはなんぼ、尊敬うけて偉ぶっているうちは、人間、一流とは思わない。
地位や名誉や年齢に関係なく、誰に対しても自然体な笑顔で接したい。
『けっして、えばらないけど、ヘコヘコもしない』それが自分のポリシー。
年はとるものじゃなくて、食うもの、くらうもの。
シワが寄るなら笑顔のシワを!経年劣化を経年良化に変えて、出来れば上手に汚れたい。笑
ラディカルで艶っぽくて十分意地悪であったかい、ファンキーパンクじいちゃんでいたいぞよ! よろしく若人たち。

Thank you for all birthday messages.

67 - 42 = 25年…四半世紀経ってもこの軽快さを持っている先輩がいると思うと、自分なんてまだまだヒヨッコです🐥

42歳もバリバリ挑戦を続けます!

月次朝礼と重なったのでケーキでお祝いメェルシー🐏

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