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社長通信Vol.77 教えることを通して学ぶ

社長通信とは三星グループ代表の岩田真吾が月一で書く「オープン社内報」です。社員向けに書いていますが、いつか仲間になってくれるかもしれない採用候補の方や、お取引先様や地域の方々など一緒に価値を生み出すステークホルダー全員に向けて発信しています。

コロナが感染症法上の5類になったこともあり、5月は来客も出張も多い1ヶ月でした。

そうは言っても全ての感染症がなくなったわけではありません。私も先日胃腸風邪にやられて家族全滅…1日中のたうち回りました。

うがいや手洗いなど、コロナ前からの生活の知恵は活かして、みんなも健康に気をつけながら、梅雨を乗り越えていきましょう。

羊の毛刈りイベントをOCEANSさんとコラボ開催しました

ファッション雑誌OCEANSとコラボして、人気モデルのマーシーさんを招いて、羊の毛刈りイベントを開催しました。

今回は小さいお子さんも来る親子イベントにしたので、モンゴル式のハサミで毛刈り。あいにくの雨でしたが、テントの下でみんなで羊さんをチョキチョキチョキチョキ…

その後、オリスタ(織布工場)見学やフェルトソープ作り、ReBirth WOOL企画会議など、使い手と作り手が一体となって楽しむ一日でした。

使い手と直接コミュニケーションすることで、プロでは逆に気づかない学びがたくさんありました。今年の冬の新商品発売に向けて、今後もコラボ企画を進めていきます。お楽しみに!

ひつじDX、スタートしました!

尾州産地は長年にわたり分業体制が敷かれてきた為、工程ごとに情報が分断されており、小規模事業者も多く、産地全体のデジタル化が遅れていました。

そこで、ひつじサミット尾州で繋がった作り手同士のコミュニティを活かして、企業の枠を超えてDXを推進するプロジェクトを立ち上げました。その名もひつじDX(尾州・繊維産業DX推進コミュニティ)です!

◆支援先:国島、中伝毛織、長谷虎紡績、伴染工、宮田毛織、渡六毛織(五十音順)

◆オブザーバー:ソトー、艶清

◆構成員:三星毛糸、LEO、ニューズピックス、十六銀行、JDDS、ファッションデザインセンター

◆協力:経済産業省、中部経済産業局

5/10(月)のキックオフミーティングを皮切りに、次は7/10(月)の課題共有会に向けて、販売/生産/管理のDX課題の棚卸し&構造化と真因分析、優先順位づけを各支援先と進めていきます!

そして将来的に、尾州産地に(一方的に教えてもらう教育ではなく)教え合うことで共に育つ「共育基盤」を創っていけたら、と考えています。

神山まるごと高専で講義してきました

社長通信Vol. 72に書いた神山まるごと高専で、講義してきました!

起業家講師という役割で、自分のチャレンジについて授業をしたり、生徒たちと一緒に夕ご飯食べたり、焚き火を囲んで語り合ったり…双方向の気づきと学びを生む仕組みです。

工夫されているポイントが、起業家講師が同じ日に2人来るようになっているとこ。1人だと「凄い人」で終わってしまう恐れがありますが、2人いることでメタ認知できるようになります。また、起業家講師同士の共創も生まれます。

今回、プラントハンターとして有名なそら植物園・西畠清順さんとご一緒させていただいたんですが、「羊と植物」という全く異なる分野ながら、メェっちゃ刺激受けました。植木屋さんって夢がある職業だ!生地屋もそうならなくちゃいけないと、強く思いました。

清順さんの胸を借りるつもりでバシバシと挑むことで、1人の時よりも面白いセッションになったんじゃないかなぁと思います!生徒たちもとても喜んでくれてたみたいで良かったです(^^)彼らの成長の一助になれたら嬉しいですね。

コラム:初めてファンレター書いてみました

僕は少年ジャンプ+(略してジャンプラ)というマンガアプリが大好きなのですが、ある朝、いつものようにベッドの中でマンガを読んでいたら、感動して涙が出ました。

それがこちら。

一番感動したヒトコマ↓

そこで、生まれて初めてファンレターを書いてみたら、作者さんがTwitterでMITSUBOSHI 1887のことを書いてくれました!

僕らの仕事の第一義は、良いものづくりをすることですが、それも使い手に届かなければ真の価値は発揮されません。

なので、このマンガを読むことで、多くの読者が「いい生地って…いい生地なんだ」と、僕らの仕事や製品に興味を持ってくれたら最高ですね。

全ての生地職人を勇気づけてくれる一話でした。良かったらみんなも読んでみてください!

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