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極めつけ買う以外の食糧備蓄方法。私の備蓄遍歴を公開します

物価上昇に伴い「食糧危機」や「食糧備蓄」
という言葉を目にする機会が増えてきましたよね。

あなた、備蓄シテマスカ?

備蓄で米俵の写真使うあたり・・・

缶詰や調味料買いました。
お米〇キロ備蓄しています。
麺類もぬかりありません。
油類も余分に買ってあります。
・・・

度合いは違えども
何かしら備蓄している人が多いと思います。

さて、私も
食糧備蓄の必要性を感じる者の一人ですが

只今、普通でない食糧備蓄に挑戦中です。

え、普通でないって何だよ?
って思いますよね。

今日は

買う以外の選択肢。極めつけの食糧備蓄

を私なりに語ります。

どこまで取り入れるかはあなた次第ですよ、ヌルフフフ。

私の備蓄ステップ1:買いだめする

当時、「食糧危機」の文字に怯えた私は
缶詰や麺類、調味料、豆類など
保存できるものを少しずつ貯めることにしました。

万が一の時に「これがあれば大丈夫」
という安心感が欲しかったからです。

逆に言うと、「食べるものがなくなったらどうしよう」
という不安がかなり大きかったんですね。

で、安心するために「備蓄しよう」となりました。

ですが、いつまでもたっても”不安”なんです。

というのも
「一体どこまで備蓄があったら安心なのかな?」
という疑念がずーーーっとついて回っていたからです。

あなたは備蓄して安心を得ましたか?
それともまだ不安ですか?

もし何かが起こったとして
数日間で復旧すればいいですよ。

少し我慢すれば何か支援品が届くレベル
ならまだ良いと思うんです。

でも、もしそれが「年単位の緊急事態」なんてことになったら
どんなに備蓄したところでし足りないわけで。

高床式倉庫みたいなのに
ばばーんと保存できるほどの余裕なんてないですし。

高床式倉庫が欲しい今日この頃

結局、どこかで割り切って
「線引き」する必要がありました。

ここで私の買いだめ熱は少し鎮静化しました。
鎮火。

私の備蓄ステップ2:自力保存力を高める

買いだめによる備蓄はそこそこにして
次のステップに移ります。

「新しいものを買い足す」のではなく
「普段の食材を長持ちさせられれば備蓄になるんじゃない?」
と考えたんです。

いわゆる昔ながらの知恵を借りて
手作り品や保存術を実践し始めました。

味噌
干し野菜
瓶詰
梅干し
干物
らっきょう漬け
生肉実験

実践記事はこちら↓
思わずおうちで味噌作りをしたくなる新潟市にある百川味噌さんの味噌手作りセットがキテる(1月)
【保存版】初心者さん向け3ステップ干し野菜。家にあるもので今日から干しちゃおう
カビ梅干しの救済策と陰陽五行からみる土用干しの意味【初めての梅干し】
自家製びん詰でとりあえず冷凍から卒業。備蓄の選択肢に入れとこか。常温保存は魅力的
夏の隠れ冷えさんに!漬物初心者が挑むらっきょう漬けレシピ厳選6選【保存版】
イカの一夜干しを作れたらデキル嫁になれるうえ、自己成長までできた気がする
生肉は常温保存できる?『冷蔵庫いらずのレシピ』検証実験してみた【食糧危機対策】

などを通じて

自力保存力~JIRIKI~

を日々鍛えていくことにしました。

梅干しなんて
常温で何年も持つという究極の保存食です。

味噌も常温でいけます。
(しかも5年たっても腐らないみたいですし)

らっきょう漬けや漬け物も
冷蔵保存ではありますが半年~1年持つといいます。

季節の食材を使った昔ながらの保存食は
身体にも良いうえに備蓄もできるという
素晴らしい知恵であり技術です。

冷蔵庫がない時代を生きた日本人たちの
昔からの知恵は本当に素晴らしい。

ただし、こちらは突き詰めようと思えば
かなり奥が深い世界で終わりがないようなもの。

これからもずっと探求すべき道として
長い目で付き合っていくことにしました。

そしてそれとは別に
もう一つのステップにも進むことにしました。

私の備蓄ステップ3:育ててみる

市販品
 ↓
手作り保存
ときて、次に来るものは何だと思いますか?

ここで
私が選んだのは「育てる」でした。

「でも、野菜とか育てるのって普通ですよね?」

そうです、家庭菜園が流行っている昨今
誰も驚かないですよね。

そして、我が家では
義母と父が既に畑をしているので飽和状態。

ここは綺麗道さんです。
あまり人がやらないことに挑戦したくなるじゃないですか。
(知らねーし)

ここで綺麗道クイズです。

綺麗道の白羽の矢が刺さったものは何でしょう?

野菜じゃないもの

長期保存ができるもの
ですよ。

考えた?
もしくはメンドクサイ?(そう言わないで)

正解は・・・

粟(アワ)

です。

「え、アワって雑穀の?」

はい、雑穀のアワです。

「結局、普通じゃん」って思った人もいたかもしれませんが
そこは気づかないふりして下さい。

雑穀類は年単位で保存がきく食材です。

米だけだと不足しがちな栄養素を補ってくれる
小さいけど凄いヤツなんです。

初心者が育ててみたらどうなった?

コレ、今年5月に植えたアワです。

たったこれくらい?と思うくらい小さな粒
一か所に4~5粒を植えていきます
結局父にも手伝ってもらう

5月に植えて、只今8月。
こんな感じに育ってきました。

 ↓ ↓ ↓

わっさーとしてます。身長くらいの高さ。
実るほどこうべを垂れるなんとやら
あの種がこんなになるなんて

葉っぱが赤茶色くなってきたらいよいよ収穫。
それまでもう少しの辛抱です。

雑穀って育てるのはそう野菜と変わらないんですけど
収穫の後の方が大変みたいで。

米を想像してもらうと何となくわかると思うんですが

・脱穀
・精米ならぬ精穀


という段階を踏まないと食べられないんです。

ってことはですよ・・・


メンドクサソウ。


(作っておきながらそういうこと言うのが綺麗道)

もしかしたら梅エキスの時みたいに
「やっちまって後悔」になる可能性も秘めています。

参考:素人が梅エキスを作ってみたら自分を呪うことになった件[やっちまって後悔](7月)

さぁ、鬼が出るか蛇が出るか。

また経過ご報告します。

今日は、
買う以外の選択肢。極めつけの食糧備蓄
をお送りしました。

雑穀を植えるのは難しくても
何かできそうなことありませんか?

怖いから備えるというのではなく
備蓄を楽しんでいけたら良いですよね✨

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火曜金曜更新中
綺麗道こと古川綾子でした。

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